クラウドワークスで副業したいと考えると、手軽にはじめられるデータ入力に目がいきますね。
しかしクラウドワークスのデータ入力案件は、報酬相場がよくありません。
その上1日中データ入力の仕事に取り組むのには根気が必要で、とても大変なことです。
副業ならば、月5万円くらいの収入は目指したいですよね。
クラウドワークスの仕事受注に慣れるため、データ入力を手始めにするのはとてもよいことです。
データ入力の仕事から徐々に、相場のよいライティング案件に移行すると、より高い報酬を得やすいためおすすめです。
この記事ではデータ入力とライティング案件の相場や難易度の違いを解説し、無理なくより報酬のよいライティング案件に移行する方法を提案しますよ。
あなたの収入ができるだけ多くなるように、全力でサポートします。
クラウドワークスデータ入力案件の相場とおすすめ度
クラウドワークスのデータ入力の仕事で、どのくらい収入を得られるのか調べましたよ。
結論からいうとデータ入力の相場はよくないので、副業収入として目指したい5万円を得るのはかなり難しいことです。
相場とメリット、デメリットをお知らせしますね。
クラウドワークスデータ入力案件の相場をリサーチ
クラウドワークスに掲載されているデータ入力の案件で相場を見てみましょう。
案件をざっと見ただけでは、ワーカーにとって報酬がよいかどうかすぐには判断がつかないと思います。
何時間仕事したらいくら収入があるか、具体的に検討すると相場がよくないことがわかりますよ。
- 指定サイトに掲載されている企業の商品名、商品の内容の情報を入力
- 1件につき15円
1件2分でこなしたとして1時間に30件処理できます。つまり時給450円ですね。
しかし情報量によりますが、1件を2分で処理するのはかなり大変だと予想します。
その上、休憩も取らずに1時間データ入力の作業を続けられるでしょうか?
- Googleスプレッドシートへのデータ入力・データ収集業務
- 月固定7万円
- 週7日作業、1日6.5時間×1ヶ月
月固定7万円は魅力ですが、土曜日曜も休みなしで毎日6.5時間データ入力作業するようになっています。
家族が休みの日にも6.5時間働かなくてはいけないのはつらいですね。
特に厳しい案件を選んで例に出しているわけではありませんよ。
具体的に1時間にどのくらい作業していくら収入になるかを考えると、報酬が仕事量に見合うかどうかがとらえやすくなります。
クラウドワークスの公式サイトでは、データ入力1時間あたり1,000円から、データ収集・リスト作成1件100円からが相場となっています。
しかし入力データの量や複雑さにもよりますので、この相場自体クライアント側の目安に過ぎません。
データ入力案件のメリットは簡単さ!デメリットは相場
もちろんクラウドワークスのデータ入力を中心に頑張って仕事している人もいます。
メリットやデメリットを知った上で、あなた自身がどうすればよいのか考えるといいですね。
- 特別なスキルがなくても、パソコン入力ができれば簡単にはじめられる
- 隙間時間でも仕事に取り組める
- 入力速度や正確さ、ブラインドタッチなどのスキルが向上する
- クラウドワークスに掲載される案件数が非常に多い
- 継続して仕事を受注できることが多い
5つもメリットが並びました。単純作業が好きな人にとっては、魅力的な仕事だといえますよ。
ちなみに、ある日のクラウドワークスでデータ入力の募集数を調べると400件を超えていました。たくさんの案件から選べますね。
子供の世話や家事があるから家を空けることも難しい、しかし隙間時間を使ってお小遣い稼ぎをしたいという要求に応じてくれるのがデータ入力の仕事ですね。
次にデータ入力のデメリットを確認しましょう。
- 相場が低く、時給で計算すると100円以下になる案件もある
- 経験をつんでも、報酬アップにはつながりにくい
- タイピングは上手になるが、今後大きな報酬につながるスキルには結びつかない
数は少ないのですが、どれも重大なデメリットです。
なんといっても、あなたがやった仕事量に対して収入が少ないのは悲しいですね。
収入にあまりこだわらず心を無にして作業したい人に、データ入力の仕事が合っているかもしれません。
クラウドワークスでデータ入力より稼げるライティング
ライティングと一言でいいますが、記事やコンテンツの執筆、リライト、校正、キャッチフレーズライティング、ネーミングなどたくさんのジャンルがあります。
記事やコンテンツの執筆は、常に1,500件を超える募集があり、初心者でも取り組める案件が多くあります。
ここでは記事やコンテンツ執筆の仕事を中心にライティングを考えていきますね。
データ入力の案件との違いを理解するために、クラウドワークスに掲載されているライティングの案件例を見てみましょう。
クラウドワークスのライティング案件をリサーチ
クラウドワークスに掲載されていたライティングの募集要項例を2つお示ししますね。
- ファッションや雑貨系に関するライティング。見出し作成済み、商品や画像の選定なし
- 文字単価1.0円
- 1記事あたりの文字数は2,500文字
- パソコンで作業
- 納品方法は記載なし
文字単価1.0円は、クラウドワークスのライティング案件として平均的な相場です。
データ入力と比べると、かなり稼げる案件ですね。
用意されている見出しに合わせて記事を書けばいいので、難易度は高くないでしょう。
画像の選定をしなくてよいので、文章を書くことに集中できますね。
ただし応募する人数も多いことが予想されるので、採用されるのが大変そうです。
- 【初心者歓迎】ブロガー、ライターを募集。継続依頼あり
- 文字単価0.4円
- 1記事あたりの文字数は2,000文字
- テストライティングはワードで行い、本採用になったらワードプレスで入稿
- SEOライティング、ウェブライティングを学びたい方歓迎
文字単価は0.4円と安めですが、初心者歓迎なので安心して応募できますね。
SEOライティングとは、インターネットで検索する人にとって役立つ情報を提供するために検索エンジンの最適化を意識した記事の書き方です。
キーワードの選び方や使い方などたくさんのテクニックがあり、SEOライティングの知識があればレベルの高い記事を書けます。
案件例2の仕事を実際にやってみないとわかりませんが、文字単価が安いのにワードプレス入稿を求めているので丁寧にワードプレスの使い方を教えてくれるかもしれません。
親切にライティングスキルを教えてくれるクライアントだとすれば、とてもよい案件ですね。
最初のうちは稼ぐことだけを重視するよりも、自分のスキルアップに役立つかどうかも考えるといいですよ。
データ入力案件と比較したライティングのメリット♪
私は絶対にデータ入力よりもライティングをおすすめしますが、もちろんメリットがあればデメリットもあります。
- データ入力と比べて相場が高いので稼げる
- 文章を書くことやワードプレス入稿などのスキル向上が期待できる
- 実績や能力に応じて報酬アップの可能性が大きい
- 継続案件を受注できると、報酬アップにつながる
- ライティングスキルが上がると、記事の構成や編集などよりレベルが高く報酬もよい仕事を受注できるようになる
仕事をしながら自分のスキルを上げていけるのはうれしいことですね。
データ入力の仕事との大きな違いは、続けることでスキルと報酬のアップが期待できることです。
ライティング案件を受注するデメリットも見ていきましょう。データ入力と比べて考えてください。
- 案件に応募しても採用してもらえなかったり、テストライティングで落ちたりすることがある
- ライティングスキルを身につけるために努力する必要がある
- データ入力のように、仕事にかけた時間がそのまま報酬に反映されるとは限らない
データ入力よりもスキルを求められます。常に向上心をもってライティングスキルを身に付ける努力が必要です。
しかしスキルは確実にあなたの財産になりますので、必ずしもデメリットにあたるというわけではないですよ。
クラウドワークスでデータ入力からはじめる副業プラン
副業として収入を重視するならば、データ入力の仕事よりもライティングで稼いだ方がよいことはわかっていただけたと思います。
しかし最初から難しいライティング案件を受注するのは勇気がいりますし、失敗する可能性もあります。
仕事に慣れながら徐々に収入が増えていく方法を考えていきましょう。
初心者が無理なく稼ぐための3ステッププランを提案
副業で月5万円の収入をできるだけ早く達成し、継続していけるといいですよね。
無理なく確実に収入を増やしていけるプランを提案しますので、参考にしてください。
【ステップ1:まずはデータ入力でクラウドワークスの仕事受注に慣れる】
とにかく副業をスタートさせましょう!登録した口座に入金があったときの喜びはとても大きいですよ。
気軽にデータ入力からスタートです。クラウドワークスで仕事をする方法がわかる上に、タイピング技能が向上します。
【ステップ2:タスク形式のライティング案件に挑戦する】
クラウドワークスの仕事案件には、タスク形式、プロジェクト形式、コンペ形式募集があります。
タスク形式の案件は早い者勝ちなので、あなたができそうな仕事を見つけ次第作業して納品しましょう。
プロジェクト形式の案件は応募すると書類審査があり、通った人だけが仕事受注をしたりテストライティングを受けられたりします。
コンペ形式のライティング案件は、ほとんどありません。
タスク形式のライティング案件は、比較的文字数が少ないので気軽に取り組めます。
高いライティングスキルも必要ないので安心してください。
報酬を得ながら、ライティングに慣れていくために大変おすすめです。
【ステップ3:プロジェクト形式のライティング案件に進む】
プロジェクト形式の中で、比較的報酬が高くない案件に応募してみるとよいでしょう。
文字単価0.5円くらいを目安にすると高いレベルを要求されず、しかも応募が通りやすいですよ。
今までやってきたデータ入力やタスク形式の仕事が、あなたのクラウドワークスでの実績として記録されています。
期日を守る、連絡がスムーズにとれるなどは、ワーカーを採用するプラス要素としてクライアントから高く評価されます。
実績があり評価が高いと、応募した案件に通りやすくなりますよ。
ライティングに慣れてきたら、少しずつ報酬が高い案件に挑戦しましょう。
ライティングばかりだとつらいと思うならばデータ入力をしながらライティング案件もとるなど、あなたの時間や気持ちの余裕に応じて進めてくださいね。
稼ぐためのライティングスキル向上作戦4つ♪
クラウドワークスで初心者がライティングで稼げるように、スキルを身につける方法を説明しますよ。
- データ入力の仕事をして、パソコンの基本的な扱いやタイピングに慣れる
- 簡単なライティングの仕事を通して、文章を書くことやGoogleスプレッドシート、Googleフォーム、Wordなどに慣れる
- 文字単価0.5円くらいの案件を受注しながら、ワードプレスの使い方を学ぶ
- しっかりとフィードバックしてくれるクライアントの継続案件を取ってスキルを向上させる
どれも副業で稼ぎながらスキルアップしていく方法ですよ。
本を読んだり教材を購入して勉強したりする方法もありますが、実際にクラウドワークスで案件を受注して報酬も得ながらスキルアップを目指すことをおすすめします。
私はライティングをはじめた初期に、とても信頼できるクライアントに出会えました。
20記事書く契約ではじめ、ふと気づいたらSEOライティングのスキルが身についていて自分でも驚いたほどです。
ひとつひとつ丁寧にライティングの基礎を教えてもらったので、とても感謝しています。
また、クラウドワークス公式ページ内には、WEBライター検定3級という無料で受けられる検定もありますよ。
検定に向けてしっかりと勉強ができるように、動画も用意されています。
クラウドワークスのプロフィール欄にはスキル検定合格を記載する欄もあり、採用が有利になります。
あなたのやる気次第でライティングスキルはどんどん向上しますよ。
悪質クライアントを回避し副業をスムーズに!3つの対策
残念ながらクラウドワークスにも、悪質なクライアントの案件が含まれていることがあります。
報酬を受け取れなかったりトラブルに巻き込まれたりすることがないようにしたいものです。
データ入力、ライティングどちらの案件を受注するにしても、以下のことを心がけて悪質クライアントからあなたを守ってくださいね。
- 応募前にクライアント情報で相手の評価を確認する
- 仕事内容が具体的に示されている案件に応募する
- クライアントが仮払いをしてから作業を始める
特に初心者は狙われやすいので、1つずつ詳しく説明しますね。
【応募前にクライアント情報で相手の評価を確認する】
目安としてはクライアント評価が4.5以下の場合は注意が必要だと思ってください。
連絡が取りにくかったり、納品後の検収にとても時間がかかったりすることがあるかもしれません。
【仕事内容が具体的に示されている案件に応募する】
応募した仕事とは違う仕事に誘導されることがあります。仕事内容が具体的に書かれていても注意は必要です。
LINEの登録を進められたり、報酬は少し落ちるけれども簡単にできますよと違う案件が提示されたりする例が報告されています。
LINEに登録してしまうとクラウドワークス外でやりとりが始まるので、トラブルがあってもクラウドワークスが仲裁してくれません。
私もLINE登録に誘導されたことがあります。きっぱりと断ればそれ以上説得されることはありませんでしたよ。
【クライアントが仮払いをしてから作業を始める】
仮払い前に作業をはじめるように誘導されることがあります。
契約成立時にクラウドワークスが報酬を預かり、納品したら必ず支払われるようにしているのが仮払い制度です。
クライアントとワーカーの間にトラブルが起こらないようにするための制度で、とても大切な役割をしています。
したがって仮払い前に仕事をすると支払いトラブルが発生し、解決できなくなる恐れがありますよ。
スキルを向上させて報酬アップを狙うならば、データ入力だけではなくライティングにも取り組むことをおすすめする理由が伝わったようで安心しました。
まとめ
- データ入力の相場はよくないので、副業収入として目指したい5万円の収入を得るのはかなり難しい
- 労働時間や収入などを具体的に考えて検討すると相場が悪いので、データ入力を副業としてはおすすめしない
- データ入力は単純作業が好きで収入にあまりこだわらない人にとっては、魅力的な仕事だといえる
- データ入力よりライティングの仕事の方が収入がよいのでおすすめ
- ライティングの仕事は、続けることでスキルアップが期待できる
- 実際にクラウドワークスで案件を受注して仕事をやり、報酬も得ながらスキルアップを目指すとよい
- クラウドワークスにも、悪質なクライアントの案件が含まれていることがある
- クライアント評価を確認する、仕事内容が具体的に書かれている案件に応募する、仮払いが行われてから作業を始めるなどでトラブル回避を心がける
相場から考えると、データ入力よりもライティングの仕事をおすすめする理由がわかっていただけたと思います。
もちろんデータ入力の仕事を否定はしませんし、没頭できる作業として魅力がありますよね。
あなたの考え方やクラウドワークスで受注する仕事に使える時間、目指す収入などを総合的に考えてデータ入力とライティングの仕事を上手く組み合わせましょう。
データ入力を既に経験しているあなたは、比較的文字数が少ないライティング案件に早速トライしてみましょう。
きっとライティングの面白さと相場のよさを実感するはずですよ!
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