あなたも仕事の合間や子育ての隙間時間に副業してみたいけど、自分にできるのかわからないと考えていませんか?
そんなあなたにオススメなのが、雇用形態や時間、場所などにこだわらない「クラウドソーシング」という働き方です。
業界最多のユーザー数を誇るクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」は、495万人のフリーランスと79.5万社の企業が利用しています。
副業OKの企業が増えていることで、ユーザー数が増加しておりこれからクラウドソーシングサービスはさらに規模が拡大していくと考えられています。
クラウドワークスユーザーの半数は主婦や会社員で、初心者でも気軽に無料で登録できるんですよ!
クラウドワークスがどうしてユーザー数が多いのか、主婦にオススメのお仕事、ランサーズとの違いなど徹底調査しました。
クラウドワークスのユーザー数は日本最多の495万人
企業と個人がネットを通じて直接、仕事の受発注ができるクラウドソーシング。
いろいろな企業がクラウドソーシングのサービスを提供していますが、日本最多のユーザー数を誇るのが「クラウドワークス」という企業になります。
2022年3月末時点でワーカーとして登録しているユーザー数495万人、企業として登録しているユーザー企業数79.5万社と業界最多を誇り、年々増加傾向にあります。
また、内閣府、経産省、外務省などの政府12府省を筆頭に、80以上の自治体や行政関連団体にも利用されています。
どうしてこんなにクラウドワークスはユーザー数が増え続けているのでしょうか。
クラウドソーシングの市場規模は年々増え続けている
クラウドワークスのユーザー数が増えている理由に副業を認める会社が増えていることが考えられます。
以前からデザイナーやエンジニアのような専門職では、フリーランス向けのクラウドソーシングサービスを利用して副業することはありました。
2018年に厚生労働省が副業・兼業の促進に関するガイドラインを策定したことにより、会社員をターゲットとした副業支援のサービスが活発化してきました。
そこに、コロナ禍以降リモートワーク(在宅勤務)が進み、働き方の自由度が増して副業しやすい環境となったことがユーザーを増やす要因になったと思われます。
また、登録料も無料なので、主婦・主夫の場合でも比較的気軽に始められるのも大きな理由ですね。
クラウドソーシングの市場規模は国内で250億円を超え、2023年には397億円に達すると言われています。
今後もこのクラウドソーシングという働き方は、世界的にどんどん広がっていくでしょう。
新しい働き方として大注目のクラウドソーシングとはどのようなユーザーが登録しているのか、「クラウドワークス」のユーザーに関して調査してみました。
クラウドワークスユーザー数の半分以上は主婦や会社員
時間と場所を選ばない働き方ができるのがクラウドワークスの特徴ですので、さまざまなユーザーが登録していることが考えられます。
クラウドワークスに登録している28%のユーザーワーカーは主婦・主夫で、次に多いのが正社員、契約社員、派遣社員などの会社員で27%という結果になりました。
主婦、主夫と会社員の割合はほぼ同じで、この二つで登録しているユーザー数の半分以上になりますね。
引用:クラウドソーシングの利用者分布(正社員や主婦等)、希望収入や興味分野についてアンケート調査まとめ
上のグラフからユーザー数の割合を抜粋すると以下になります。
- 主婦・主夫:28%
- 正社員・契約社員・派遣社員:27%
- パート・アルバイト:19%
- 学生:13%
- 自営業・個人事業主:9%
- ネット業務専門:2%
- 士業・専門職:2%
結果、家事や子育ての合間、メインの仕事の合間などの隙間時間に副業としてクラウドワークスで受注しているということがわかりますね。
引用: クラウドワークス 2022年9月期 通期決算説明資料
上のグラフを見る限り、さらに副業OKの会社が増えてくると思われるので、会社員の登録ユーザー数はもっと増えていきそうですね。
引用: クラウドワークス 2022年9月期 通期決算説明資料
また、このグラフからわかるように、70歳までの雇用延長によりシニア層(65歳以上)の労働力が増えていることによりシニア人材も増えて行くでしょう。
私の周りにも親の介護で仕事を辞めた65歳の女性がいましたが、年齢的に再就職は難しいと悩んでいました。
しかし、最近この女性もクラウドソーソングサイトに登録されて在宅でお仕事再開されました♪
このように再就職が難しいシニア層の受け皿になるのかクラウドソーソングサービスの良いところですね。
主婦・主夫にはアンケートやデータ入力が人気
クラウドワークスに登録しているユーザーワーカーの主婦や主夫にはデータ入力やアンケート回答といった仕事が人気です。
確かに、家事が子育てで忙しいので短い時間でできるアンケートや、自分のペースで仕事ができるデータ入力がやりやすいのはよくわかりますね。
さらに主婦・主夫の場合は会社員のワーカーさんに比べると時間に融通がきくため素早いレスポンスをしてもらえ、企業ユーザーからも人気があるようです。
また、現在は主婦・主夫でも専門知識や資格を持っている方々もたくさんいます。
企業ユーザーもちゃんと資格を持っている主婦・主夫に仕事を依頼できるのは大きなメリットですね。
しかし、ここで注意が必要なこともあります。
初心者が多いので、中には悪質なクライアントにダマされるケースもあります。
システムに詳しくないユーザーから個人情報を抜き出したり、マルチ商法に誘導したりというケースもあるので、応募する際はしっかり発注者の身元確認をしてください。
では、特に主婦・主夫に人気のデータ入力、アンケート回答、ライティングのお仕事内容を詳しく見ていきましょう。
データ入力は単純作業で初心者は気軽に応募できる
データ入力は、ExcelやGoogleスプレッドシートを使用して、リストを作成したりデータを整理したりするのが、主な仕事内容です。
専門的な知識や頭を使わなくてもできる単純な作業を、好きな時間にできるので、未経験でも気軽に応募できます。
単純作業ということで報酬も安いことが多いですが、とにかく隙間時間を有効活用したい場合や、地道な作業が苦にならない場合はオススメですね。
データ入力の仕事の経験者として、データ入力にも様々な種類がありますが、地道な作業が得意な方や1つのことを長く続けられる方には、かなりおすすめです。
注意点としては報酬と自分のパソコン能力とのバランスです!
データを入力するのに時間がかかり、時給換算したら数十円だったということもありますので、自分のパソコン能力と報酬のバランスを考えて応募してくださいね。
アンケートは5〜10分で隙間時間にピッタリ
アンケートや商品レビューは、簡単な意識調査やはい・いいえなどの簡単なものが多く報酬は安いです。
自分の見たドラマの感想や漫画のレビューを書くなど取り組みやすい内容になっており、大体5〜10分で完了するものが多く、隙間時間にはピッタリの仕事となります。
私もいくつかやってみましたが、確かに報酬は安いですが簡単かつ時間も全くかからないので気軽にテレビを見ながらでもできるお仕事ですよ。
時々、悪質なクライアントがいるので、個人情報などを聞かれたりする場合は契約しないように気をつけてください。
Webライティングはお金をもらってスキルアップできる
Webライティングも主婦・主婦に人気のお仕事の一つです。
内容は、指定されたテーマに沿って文章を書く仕事で、締切などはあるものの比較的自由度の高いお仕事になっています。
文章を書くのが得意、タイピングが早い、ネットリサーチが得意な場合はピッタリなお仕事と言えるでしょう。
また、ライティングはたくさんリサーチするので、検索力以外にもWebマーケティング力・企画力・論理的思考力・文章力など様々なスキルを身につけることができます。
こうしたスキルや経験はライティング以外でも他の仕事にも活かせますよね。
副業でライティングをすることで本業に活かせ、スキルアップすることはあなた自身の価値を高めることになります。
ライティングの仕事は需要が高く、案件も豊富なので初心者でも仕事を見つけやすいというメリットもあります。
専門的な知識がなくても、調べながら出来ますし、基本的なマニュアルなどは発注企業が用意しているのでそれに沿って書けば問題ありません。
また、実体験などを書く記事やあなたの得意ジャンルがあれば初心者でも簡単に取り組めます。
上級者向けの案件には1文字2円以上というものもありますが、報酬はさまざまですので色々調べてみましょう。
初級者向けの案件もクラウドワークスには多く募集されており、添削を丁寧にしてもらえる案件も多いので、最初はそのような案件がオススメです。
ライティングの継続案件に採用されれば、安定して収入が得られるので、初心者には一番稼ぎやすいジャンルかもしれませんね。
自由な時間に仕事ができて、自分のスキルを高めながら、報酬がもらえるのは副業としてライティングが人気なのも納得です!
クラウドワークスユーザー数がランサーズより多い理由
クラウドワークスに次いで国内規模2位を誇るのは「ランサーズ」です。
サービス開始は2008年で、クラウドワークスよりも4年も早く開始しており、ワーカーユーザー数が129万人、企業ユーザー数が46万社となっています。
この2つの内容はほぼ同じクラウドソーシングサイトですが、クラウドワークスは、ランサーズよりも案件数が圧倒的に多いのがユーザー数が多い理由になります。
全体案件数 | ライティング案件数 | |
クラウドワークス | 13,049件 | 3,313件 |
ランサーズ | 8,953件 | 927件 |
(2022年11月時点)
特に、クラウドワークスはライティング案件数がランサーズよりも多いことから、ライティングで稼ぎたいユーザーが多く登録しているようです。
ライティングは初心者でも取り組みやすい仕事なので、比較的時間に余裕のある主婦・主夫がクラウドワークスに登録するのは納得です。
Web制作・Webデザイン | |
クラウドワークス | 342件 |
ランサーズ | 4,361件 |
(2022年11月時点)
逆にWEBデザイン案件においてはランサーズの方が案件数も多いことから、専門的な仕事を探しているユーザーがランサーズに多く登録している傾向にあるようです。
ランサーズも初心者向けのお仕事も多く募集しており気軽に無料で登録できるので、初心者でも心配しないでくださいね。
また、2つとも併用して登録しているというユーザーも多くいることからクラウドワークスとランサーズには大きなサービスの違いはないということがわかります。
クラウドワークスとランサーズの手数料の違い
クラウドワークスとランサーズの違いで大きいのは手数料の違いです。
クラウドワークスの手数料は契約報酬10万円未満が20%、10万円以上は10%、20万円以上は5%となっています。
以前まで同じ手数料でしたが、ランサーズは2022年10月1日より手数料が一律16.5%(税込)に変更されました。
つまり、契約報酬が10万円未満であればランサーズ、10万円以上であればクラウドワークスが手取りが高くてお得となります。
サイト名 | 手数料 | 契約報酬 1万円の場合 |
クラウドワークス | 20% | 10000ー2000=8000 |
ランサーズ | 16.5% | 10000ー1650=8350 |
ランサーズの方がクラウドワークスより350円プラスです。
実際はこちらに消費税など加わってきて手取りも少し変わってくるのですが、ランサーズの方がお得なのがわかりますね。
1件10万円以上のお仕事は少ないことから、この手数料の変更はワーカーユーザーにとっては大きく、今後ランサーズのユーザー数が増えることは間違いないでしょう。
この動きをみてクラウドワークスも手数料を変更する可能性もあるので、これからクラウドソーシングサービスがどのように変化していくのか目が離せませんね。
まとめ
- クラウドワークスのワーカーユーザー数495万人、ユーザー企業数79.5万社と日本最多のユーザー数
- クラウドワークスのユーザー数が増えている理由は、副業を認める会社が増えているから
- クラウドワークスユーザーの半数以上は主婦・主夫や会社員
- 主婦・主夫には隙間時間で出来るアンケートやデータ入力、ライティングの仕事が人気
- クラウドワークスは、ランサーズよりも案件数が圧倒的に多い
- クラウドワークスはライティング案件が多く、ランサーズはWebデザイン案件が多い
- ランサーズの手数料は一律16.5%なので契約報酬10万円未満のお仕事の場合はクラウドワークスよりお得
クラウドワークスのユーザー数が多い理由やランサーズとの違いなどを解説してきました。
ユーザー数よりも重視するべきなのは仕事内容ですので、最初はクラウドワークスとランサーズどちらも登録して、最終的に使いやすい方を選ぶのが良いかもしれませんね。
クラウドソーシングサービスに会員登録して、あなたにピッタリのお仕事を探してみましょう!
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