確かに発注してから、予定外の料金が必要だとわかったら焦りますよね。
クラウドワークスは仕事をしてくれる人をインターネット上で探せる、言わばマッチングサイトですね。
仕事の依頼をするとき、発注側にはシステム利用料などの手数料は一切かかりませんので安心してください。
ただし募集メッセージをより多くの人に読んでもらうなどのオプションがあり、利用すれば料金がかかります。
この記事では、クラウドワークスで仕事を依頼、発注するときの料金に関係する情報と依頼の仕方や支払い方法について解説します。
あなたもクラウドワークスで手数料をかけずに仕事を発注して、有能な人材を確保しましょう!
クラウドワークスは発注側の手数料0円!オプションは?
サイトを立ち上げたので、ライティングを外注して軌道に乗せていきたいと考えているあなたを強力に応援してくれるのがクラウドワークスです。
クラウドワークスで仕事を発注するときの手数料は無料ですが、応募者を集めたいときなどに利用できるオプションは有料です。
システム利用料は受注者の報酬から差し引かれますが、報酬額によってシステム利用料の割合が異なります
今まで受注者としてはクラウドワークスを利用していても、初めての発注は不安も大きく、特にお金に関することは気になりますね。
手数料、オプション、受注者の受け取り報酬額算出方法について詳しく解説しますよ。
発注側の手数料がかからないクラウドワークスに感謝
クラウドワークスで仕事を発注するにあたって、手数料は一切かかりません。
疑問に感じるのはよくわかります。これからクラウドワークス発注側のルールについて説明しますね。
なお、この記事ではわかりやすくするために仕事を依頼する人を「発注者」、仕事をする人を「受注者」としていきます。
しかしクラウドワークスでは、仕事を依頼する人を「クライアント」、仕事をする人を「ワーカー」と呼んでいますので、知っておいてくださいね。
クラウドワークスでは、受注者が手数料にあたる料金をシステム利用料として払うことになっています。
したがって発注者が支払うのは、基本的には仕事をしてくれた人に渡す報酬のみです。
これからクラウドワークスを利用して仕事を展開していこうと考えているあなたにとって、とてもありがたい制度ですね。
手数料ではありませんが、支払いが発生するケースがありますからここでチェックしておきましょう。
- 依頼情報を多くの受注者に見てもらう、または公開を制限する目的で依頼オプションを利用するとオプション料金が発生する
- タスク形式依頼で承認した作業単価合計が300円(税込)にならなかった場合、承認作業単価の合計と300円(税込)との差額をタスク保証料として支払う
依頼オプションの内容については次の項で、タスク形式依頼について詳しくは「発注の流れ」の項で説明しますよ。
クラウドワークスには有料だが依頼オプションが13ある
クラウドワークスで依頼する際、より効率的に受注者を集める目的で使うオプションがあり、それらは有料となっています。
多くの受注者が募集に応じてくれたり腕のよい人に発注できたりするので、有効に使うことをおすすめします。
たくさんの種類が用意されていますので、料金と効果をよく検討してくださいね。
【募集要項がより目立ち、多く掲載されるようにするオプション】
オプション名 | 金額(税込) | オプション内容 |
注目オプション (ダイヤモンド) |
16,500円 | 通常掲載とは別の最上位PR枠でランダム表示される |
注目オプション (プラチナ) |
11,000円 | 通常掲載とは別に中段PR枠でランダム表示される |
注目オプション (ゴールド) |
8,800円 | 通常掲載とは別にページ下部PR枠でランダム表示される |
急募オプション | 7,700円 | 急募枠をつけて掲載される |
募集要項は「仕事を探す」内の全ページに表示されることは共通しています。
【より多くの受注者にあなたの仕事情報を見てもらえるオプション】
オプション名 | 金額(税込) | オプション内容 |
100人一斉告知オプション | 6,600円 | 依頼した仕事カテゴリで仕事経験がある受注者100人に、メールで告知・宣伝してくれる |
発注したい仕事は3人でも、100人の人にメールが行くと応募が殺到する心配も出ていますね。
メールを送るのは30人でいいので、もう少し安い方がうれしいと思うのは私だけでしょうか?
【信頼性の高いワーカーを集めたい場合のオプション】
オプション名 | 金額(税込) | オプション内容 |
特定のワーカーへの一斉告知オプション | 11,000円 | 受注者の特徴を絞って最大100人にメールで告知・宣伝してくれる |
本人確認オプション | 6,600円 | より信頼性が高く、本人確認済の受注者のみ応募できるように掲載 |
発注したい仕事に対して力がある人にメールで告知してくれるのはうれしいですね。
ただ100人にメールするよりも効果が期待できますが、その分料金も高くなっています。
クラウドワークスは手数料なしですが、オプションではしっかり収入を考えていることがわかります。
【仕事内容の公開を制限したい場合のオプション】
オプション名 | 金額(税込) | オプション内容 |
NDAオプション | 22,000円 | スカウトを送ったNDA(秘密保持)締結済みの受注者のみ仕事を閲覧・応募できる |
会員限定公開オプション | 7,700円 | 仕事詳細を検索エンジンや未ログインユーザーから非公開にする(コンペ形式を除く) |
会員限定公開 (+提案非公開)オプション |
8,800円 | 仕事詳細と提案内容を検索エンジンや未ログインユーザーに非公開(コンペ形式のみ) |
スカウトオプション (非公開) |
2,200円 | オプション購入時点でスカウトを送った特定受注者のみ閲覧できる(タスク形式のみ)※ |
※プロジェクト形式やコンペ形式はオプション料金無料で利用できます。
【その他】
オプション名 | 金額(税込) | オプション内容 |
募集期間延長オプション | 6,600円 | コンペの募集期間を1週間延長できる ※募集期間(2週間)が終了する前のみ利用可 |
選定期間延長オプション | 6,600円 | コンペの選定期間を1週間延長できる ※応募期間/選定期間終了前のみ利用可 |
以上13種類のオプションが用意されています。発注したい仕事内容の重要度や緊急度に合わせて利用するといいですね。
受注者の受け取り金額算出方法を知っておこう
発注側であるあなたが支払った報酬のうち、どのくらいが受注者に支払われるのか把握しておきましょう。
あなたが報酬額を決めるときに、「私ならばこの報酬で納得できるかな。」と考えられますよ。
【システム利用料】
クラウドワークスでは受注者がシステム利用料を払います。報酬額によって支払う利用料の割合が変化するので少々複雑です。
契約金額が30万円の場合、20〜30万円の部分にはシステム利用料5%、10万円〜20万円部分には10%、10万円以下の部分は20%となります。
30万円の契約金額だからといって、一律5%のシステム利用料ではないので注意しましょう。
報酬額 | システム利用料 |
20万円超の部分 | 5% |
10万円超20万円以下の部分 | 10% |
10万円以下の部分 | 20% |
タスク形式での場合 | 20% |
小数点以下の切り捨てによって多少の誤差は出ますが、以下の計算式で受注者の受取金額が算出されます。
受注者の受け取り金額=(契約金額+消費税)-(システム利用料+消費税)
あなたが税込11,000円の仕事を発注すると、受注者は8,580円の報酬を受け取ることになります。
システム利用料は税込み価格の契約金額にかかりますので、この場合は20%差し引かれるので2,200円です。
2,200円に対して消費税もかかるので、契約金額から2,420円引かれた額を受注者は受け取れます。
【振込手数料】
あなたが支払った報酬が、受注者の個人口座に振り込まれる際に必要な振込手数料も受注者側が請け負います。
振込手数料は楽天銀行ならば105円(税込)、その他の銀行の場合は525円(税込)です。
クラウドワークス仕事発注までの流れと依頼形式を解説
クラウドワークスで仕事を依頼する際に、発注者側には手数料がかからないことがわかって気持ちが軽くなったと思います。
仕事を依頼するときの流れをしっかりと把握して、あなたも早く仕事の外注をはじめましょう。
発注までの流れを解説!トラブル回避できる仮払い制
クラウドワークスで仕事を依頼、発注の基本的な流れを解説します。
- クラウドワークスに仕事を掲載する
- 受注者の応募を待つ
- 応募者の中で仕事を頼みたい人と契約条件を相談する
- 受注者と契約を結ぶ
- 発注して仮払いをする
- (受注者は仕事をする)
- 納品を確認して支払いをする
「仮払い」は、クラウドワークスが契約金額を一旦預かってくれるシステムです。
契約後に仮払いをはさむことで、支払いに関するトラブルをクラウドワークスが防いでくれています。
発注者のあなたが検収を終えたら、クラウドワークスが受注者に預かっていた報酬を支払ってくれます。
依頼形式は3種類!特徴をつかんでベストを選択しよう
クラウドワークスには「プロジェクト形式」「コンペ形式」「タスク形式」の3種類の依頼形式があります。
依頼内容や目的に応じて、あなたの仕事に1番合った依頼形式を選びましょう。
それぞれの特徴をつかんで利用することが大切ですよ。
【プロジェクト形式】
最初にプロジェクト形式について説明します。
プロジェクト形式は発注者が仕事内容をクラウドワークスに掲載して、応募者からふさわしい人を選んで契約する方法です。
契約前に応募者のスキルや経歴を確認でき、必要があれば見積もりを依頼できるのがメリットです。
記事やホームページの作成などある程度の技術が必要で、中長期にわたって仕事を依頼したい場合に向いています。
クラウドワークスのプロジェクト形式には「固定報酬制」と「時間単価制」の2タイプがあります。
- 固定報酬制は、募集した1つのプロジェクトの成果物に応じて報酬が支払われる報酬形式
- ワーカーの納品後にクライアントが検収を完了したら、報酬を支払う
- 依頼する仕事内容にすぐれた技術をもっている人と契約したい
- 見積もりを取りたい
プロジェクト形式の「固定報酬制」に対して「時間単価制」は、一般のアルバイトなどと同じように時間に応じて報酬を支払う形式です。
- 受注者が働いた時間に応じて報酬が支払われる
- 報酬は1時間あたりで設定し、支払いは週ごとに行う
- 働いた時間に対して報酬を支払いたい
- 依頼する仕事の稼働時間の見積もりが難しい
【コンペ形式】
コンペ形式は、募集内容に対しての制作物の提案を数多く集められます。
作業内容や作業結果が明確に現れ、作品やアイデアを比較検討して決定したい場合に最適です。
- イメージにあるデザインを作れる受注者かを確認したい
- デザインの完成度を確かめてから採用契約したい
- 多くのアイデアを集めてその中から選びたい
【タスク形式】
タスク形式は、発注者の依頼内容に対して、受注者を選ぶことなくクラウドワークス上で作業してもらう形式です。
技術を要さないアンケートやデータ入力など、大量の仕事をスピーディーに行いたいときに向いている形式です。
タスク形式での依頼では、最低支払額が300円(税込)となっています。したがって作業単価の合計が300円以下の場合には依頼できません。
また契約が成り立った作業の合計額が300円に満たない場合は、タスク保証料として承認した作業単価の合計と300円(税込)との差額を支払うことになっています。
あなたが依頼したい仕事内容はどの依頼方法がよいのかよく考えて、有能なビジネスパートナーを探してくださいね。
クラウドワークスで発注するときの支払い方法確認
クラウドワークスでは、3通りの支払い方法に対応しています。
- 銀行振込
- 請求書払い
- クレジットカード
銀行振り込みの場合の振込手数料は、発注者であるあなたの負担になりますよ。
請求書払いについては、法人または屋号をもつ個人事業主、官公庁や教育機関、マンション管理組合の方などに限られていて審査も必要です。
クレジットカード登録は、あなたが発注した仕事に対して仮払いが発生した段階でできます。
また、1度クレジットカードで決済をすれば、その後は1クリック決済が可能です。
セキュリティー向上のためにPayPal決済取り扱いを停止したと公式ページに記載されています。
簡単に作れて決済処理も速くて楽なPayPalが使えなくなったのは、残念です。
まとめ
- クラウドワークスで仕事を依頼、発注するにあたって発注側の手数料はかからない
- クラウドワークスで仕事を依頼する際に、より効率的に受注者を集めるために多くのオプションがあり有料となる
- 受注者側が受け取れる報酬は、報酬額に応じて5~20%のシステム利用料が差し引かれて振り込まれる
- 仕事を依頼するときの流れは、仕事を掲載→応募者から人選して契約条件相談・契約→仮払い→納品されたら支払い
- クラウドワークスには「プロジェクト形式」「コンペ形式」「タスク形式」の3種類の依頼形式がある
- クラウドワークスでは、銀行振込、請求書払い、クレジットカード利用の支払い方法に対応している
クラウドワークスに仕事を発注するときに手数料がかからないことがわかり、ほっとしたことでしょう。
手数料がないと予算編成がとても楽になりますね。依頼する仕事に対して適切な報酬を設定してください。
後はクラウドワークスで仕事を探す人の心がぐっと引きつけられるように、魅力的な仕事依頼メッセージを考えてくださいね。
クラウドワークスで有能な人に出会って、大勢の人があなたのサイトに訪れることを祈っています。
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