私が初めてクラウドワークスに登録したとき、「自分みたいにスキルもない人が仕事なんてできるんだろうか」と不安でした。
高額案件は「ポートフォリオの提出必須」とあるため、初めて見る「ポートフォリオ」という言葉にも困惑してしまいました。
クラウドワークスには業務内容がたくさんあります。もちろん初心者のあなたでもできる、簡単な業務内容もありますよ!
また、登録したばかりのあなたを狙った悪質クライアントの詐欺案件もあります。しかし、業務内容を確認すれば見抜けますのでご安心ください。
クラウドワークスの業務内容は何がある?
クラウドワークスの業務内容で、初心者の方におすすめのカテゴリーは、「事務・カンタン作業」です。
単価は低いのですが、応募不要な案件もあり、ものによっては数分で終わります。
クラウドソーシングが始めてで、「自信がない!」というあなたにはおすすめですよ。
短時間でできるものを1日1時間、数件ずつこなしていけば、1か月終わるころには十分な実績ができていますよね。
事務・カンタン作業を表にまとめましたので、あなたに合う仕事を探してみましょう。
業務内容 |
作業内容 |
質問 |
質問・アンケート、ABテスト |
データ作成 |
データ検索・収集・入力,テープ起こし・文字起し、Excel・リスト・パワーポイント、Word・アクセス作成 |
内職 |
発送作業、商品モニター、手芸・裁縫、梱包、袋・箱詰め、ポスティング、DM発送、検品作業、筆耕、封入作業、チラシ配り、シール貼り、組み立て・仕上げ、ピッキング・仕分け作業 |
各種代行 |
海外から商品買い付け・発送 |
写真 |
写真投稿、簡単動画投稿 |
データ分類 |
データ判別・分類・リスト化 |
その他 |
感想・レビュー、商品登録、スマホでコピペ作業など |
クラウドワークス初心者のあなたは、とにかく実績を作ることがポイントです。実績が上がれば興味がある仕事や高単価の案件にも挑戦できますよ。
慣れてきたら「事務・カンタン作業」をこなしながら、興味のある仕事に応募してみるのもありですね。
最初は質問・アンケートや感想・レビューをこなそう
質問・アンケートに回答したり、感想・レビューをコメントする業務は、1日の隙間時間で気軽に取り込める案件です。
1件数分~数十分程度で、単価は5円~2,000円まで幅広く、時間や内容をみて決めるといいでしょう。
1日1時間でアンケートやレビュー作業を行った場合、作業時間の配分と報酬がどのくらいになるかシミュレーションしてみました。
あくまでひとつの例ですので、参考にしてみてください。
- 【アンケート回答15分×1件100円=100円】
- 【アンケート回答15分×1件150円=150円】
- 【モニター感想30分×1件800円=800円】
合計、1,050円の報酬になります。時給1,000円みたいなものですね。
最初の頃は、アンケートのコメントに時間を取られたり、簡単な選択回答形式で単価が100円もしなかったり、もどかしい思いをするかもしれません。
ですが1日1時間と時間を決めて作業していくと、案件を選ぶスピードや回答にも慣れてきます。徐々に作業できる件数や日収も増え、安定してきますよ。
【ひと月の目標収入÷30】を1日のノルマにしながらコツコツ受注しましょう。実績を残していくことで、「稼ぐ」ことに繋がりますよ。
実際に月10万円を稼いでいる人でも、最初から上手くいったということはありません。
地味ですがその先にあるものを見据えて作業していけば、あなたも安定した収入を得ることができますよ。
資格いらずのデータ入力作業も初心者には必見!
基本的なパソコン操作ができるあなたであれば、データ入力の業務内容もおすすめです。
特に資格が必要なく、これからクラウドワークスでリモートワークを考えているあなたであれば、タイピングの練習にもなって一石二鳥ですね。
用意されたデータや資料をWordやExcel、表計算ソフトにただひたすら入力したり、整理したりする作業です。
中にはネットショップの商品登録やスマホでできるコピペ作業などもありますよ。
ただ、報酬が1件当たり40円前後で、入力量が多い割に収入が少なくなります。時間と報酬のバランスを考えて受注しましょう。
1日10件こなしたとしても、報酬は400円です。ひと月【400円×30日=12,000円】の計算ですね。
慣れてきたら入力するスピードも速くなりますし、もう少し単価が高い案件の受注も可能ですよ。
初心者ならタスク形式の業務がおすすめ!
クラウドワークスの仕事受注には主に4つの形式で進められます。その中でおすすめの形式は、「タスク形式」です。
「タスク形式」とは、あらかじめ用意されている、先ほど紹介したようなアンケートなどに答える形式です。
他の形式は、案件に応募して採用されてから業務へ進みますが、タスク形式だけはそれらと異なります。
タスク形式の業務内容は、「1時間以内に作業を終了してください」のように時間制限を設けられていることが多いです。
後でもお話ししますが、タスク形式の業務をたくさんこなすことで自分の「実績」も作れます。
今後別案件へ応募したときに「この人はクラウドワークスの仕事に慣れていそうだな」と、クライアントから採用を前向きに検討してもらえますよ。
クラウドワークスの業務内容から詐欺案件を見抜こう!
クラウドワークスは事務局側が、クライアントとワーカー、双方を管理しています。
そのため詐欺まがいな案件や悪質なクライアント・ワーカーがいた場合は事務局側がしっかり対応してくれます。
しかし、残念ながら事務局が見抜けない詐欺案件も未だ紛れています。
特に、転売代行、購入代行をさせようとするクライアントは要注意です。以下は、その実例です。
たとえば、募集要項で「採用後は別サービスで仕事のやり取りを行います」と書いてあれば、OKです。
ただ、契約していないクライアントが提示しているアカウントへ登録してしまうと、トラブルに関わってしまいます。
自分が安全に仕事を探すためにも、スルーしましょう。
購入代行、転売代行もクラウドワークスでは禁止されています。
募集分に書いていなくても、応募者にこのような業務内容を支持してくる悪質なクライアントもいます。
知らない人からのスカウトは安易に受けない
このような悪質クライアントは、特にあなたのような「何も知らない初心者ワーカー」を狙ってきます。
知らない人からスカウトが来た場合は、怪しい案件じゃないか確認をしましょう。
スカウトは、クライアントが不特定多数の方に送っている可能性が高いです。
私も過去に知らない人からスカウトが来ました。この場合は特に怪しい案件ではなかったのですが、業務が重なっていたため残念ながら見送りしました。
気になる案件だった場合は、業務内容をしっかり確認してから契約へ進みましょう。
自分も相手も、本人確認をしておこう
初心者と見抜かれないためには、本人確認をしているか確認しましょう。
身分が確認できるような書類(運転免許証など)をクラウドワークスに提出して承認が得られれば、プロフィールに「本人確認済み」とチェックが入ります。
もしこれがないとクライアントの素性が明らかになりませんよね。
もしトラブルにより事務局側がクライアントに対して法的手段を取らざるを得なくなった時に、クライアントの本名も住所もわからなければ、法的手段を起こせません。
そうなると、もしあなたがワーカーで被害者になってしまったら訴訟なども起こせないため、泣き寝入りになってしまいます。
また、あなたも本人確認書類を提出しておくと、優良なクライアントからも仕事をもらいやすくなります。
クラウドワークス上で訴訟が起こることはあまりないと思いますが、お互いの本人確認ができているとお互いが気持ちよく安心してお仕事をできますね。
クラウドワークスの業務内容をこなして実績を作ろう!
クラウドワークスは専門知識やスキルがない未経験者やクラウドソーシング初心者でも仕事ができます。
ただいきなり始めたからといって、すぐ稼げるようになるわけではありません。着実なステップアップが必要です。
今後いろんな案件に挑戦したいなら、まずは先ほど説明した簡単な案件をこなして実績を作りましょう。
未経験者向けの業務内容は単価が低いです。しかし最初のうちは「実績作りのため」と割り切って、挑戦しましょう
ただ、相場より極端に単価が低くて、時間・報酬・内容と割に合わない案件には手を付けないようにしてください。
仕事の募集画面に「この仕事は、相場に対して報酬額が低い可能性があります」と表示された案件は、避けた方が無難です。
プロフィールとポートフォリオを充実させよう!
また、クライアントが必ずチェックするプロフィールとポートフォリオも充実させておきましょう。
プロフィールに経歴やスキルを細かく書くことで、クライアントもあなたを選びやすくなります。
また、クラウドワークスでの実績でなくてもいいのでポートフォリオも公開するといいですよ。
クラウドワークス以外での仕事実績だけでなく、受賞歴、趣味としてSNSなどで公開した作品も、ポートフォリオとして使えますね。
このような案件は受けないほうがいい
クラウドワークスが規約違反としているステマ案件や、モラルから反するネタバレ案件などは受けないようにしましょう。
「ステマ」とは、ユーザーから宣伝だと見抜かれないように宣伝をすることで、マーケティング手法のひとつです。
たとえば、「自分は中立」という立場でその商品を評価して購入へ促したり、商品を購入してもらいやすくするためにクチコミ評価を高く投稿したり、等が挙げられます。
また、「ネタバレ案件」などは規約違反ではないのですが、避けたほうが無難です。
あなたも、楽しみにしている映画の結末を他の人からバラされるとショックですよね。
クライアントは、あなたが受けた実績がどんな内容なのかを見ることができます。
そのとき、以下のような案件ばかりが並んでいると「規約違反の案件ばかり受けている人」とクライアントから見抜かれてしまい、実績と捉えられにくいです。
実績を作るなら、誰の迷惑にもならない案件を受けるようにしましょう。
まとめ
- クラウドワークスで業務内容はたくさんある
- 初心者のうちは、まず「質問・アンケート」等の簡単な案件からこなすといい
- 初心者の業務内容なら、データ入力も簡単でおすすめ
- まずはタスク形式を率先してこなすといい
- クラウドワークスの業務内容をよく確認すると詐欺案件につながっていることもある
- 知らない人からのスカウトには気を付けたほうがいい
- 相手の本人確認もだが、自分も身分証等で本人確認をクラウドワークスとしておいた方がいい
- クラウドワークスで実績を摘むには、小さな業務内容をこなすことである
- クライアントが目にしやすい、プロフィールとポートフォリオは掲載したほうがいい
- 案件をたくさんこなすことに集中しすぎて、ステマ案件やネタバレ案件は受けないほうがいい
クラウドソーシングの仕事は、夢と可能性が広がる働き方です。しかし、最初の足掛かりは難しいものです。
ただし、「千里の道も一歩から」ということわざもあるように、地道な努力も必要です。
せっかくクラウドワークスで仕事をするなら、実績やスキル作りのために小さな案件から始めてみましょう。
小さなコツコツ作業が、後に大きな利益となって帰ってきますよ♪
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