「クラウドワークスで、案件に応募してみよう!」と活きこんで、さっそく気になった案件へ応募。
しかし応募してから1週間以上経っているのに、クライアントから返事が来ないという経験はありませんか?
また応募のときだけに関わらず、契約して案件を作業している途中で「クライアントから返事が来ない!」という場合もあります。
最悪の場合、報酬未払いで契約が終わってしまう可能性もあります。
この記事はクラウドワークスで、クライアントから返事が来ないときの対処法や、悪質なクライアントを見分ける方法についてご紹介します。
クラウドワークスで返事が来ないのはなぜ?
クラウドワークスでクライアントから返事が来ないときの主なパターンはこちらです。
- 募集案件に応募したとき
- 契約した案件の作業中
- 納品したあと
募集案件へ応募したときに限らず、契約したあとで返事が来ないこともあります。
ここではクラウドワークスで、クライアントからなぜ返事が来ないのかご紹介します。
募集案件に応募したけど返事が来ない
クラウドワークスで案件に応募するとき、大抵はクライアントが出す応募事項を書いて提出しますよね。
クライアントはあなたが書いた応募事項やクラウドワークスのプロフィール情報などを見て、採用・不採用を決めます。
しかし人気の案件だと20~30人以上応募するため、ひとりひとりに返信すると多大な時間が掛かります。
そのため採用するワーカーだけ返事をして、不採用のワーカーには返事をしないクライアントも多いようです。
つまりいくら待っても返事が来ない場合は、「不採用」ということになりますね。
もちろん採用・不採用の結果を、きちんと返事するクライアントが大半なので安心してください。
初めてクラウドワークスで応募した場合、何日経っても返事が来ないと不安になりますよね。
もし3日以上クライアントから返事が来ない場合「今回は不採用だった」と考えて、違う案件へ応募するようにしましょう。
またクライアントに採用してもらえるよう、クラウドワークスのプロフィール情報を工夫することをおすすめします。
- 得意ジャンル
- 資格
- 趣味・特技
- 経歴
- 実績
- 稼働時間
- 意気込み
クライアントがあなたに興味を持った場合、プロフィールを確認します。
そこであなたの経歴や実績を確認して、クライアントにとって「メリットがある」と感じられた場合、採用されやすくなります。
そのためプロフィールを一度見直して、上記の具体例を取り入れながら書き直してみましょう。
ただし長々書いてしまうと、読みづらく印象が悪くなるため、簡潔で分かりやすい文章を心がけましょう。
契約した案件の作業中に返事が来ない
クラウドワークスで契約した案件の作業中、クライアントへ質問などをメッセージで送ったけど、返事が来ないという場合もあります。
このようなクライアントから返事が来ないときに考えられる可能性はこちらです。
20~30人ほどワーカーを抱えているクライアントの場合、ひとりで複数人とやり取りをしなければいけないため、対応が追いついていない可能性もあります。
その場合クライアントは他のワーカー対応に手一杯で、なかなか返事が来ないという可能性もあります。
クラウドワークスへあまりログインをしないクライアントだと、すぐに返事が来ない可能性もあります。
そのため確実に連絡が取れる別の連絡手段を、クライアントへ確認する必要があります。
またクライアントによってはクラウドワークス以外で、連絡・納品をお願いされる場合があります。
クライアントからクラウドワークス以外の指定があった場合、指定された連絡手段で連絡を取るようにしましょう。
ただしクラウドワークスでは、不審行為を取り締まり強化するため、クラウドワークス以外の連絡手段を用いる場合、「サービス外連絡申請」する決まりがあります。
サービス外連絡申請をすることで、クラウドワークスが直接取引などからあなたを守ってくれます。
そのためクラウドワークス以外の連絡手段を提案された場合は、サービス外連絡申請することをおすすめします。
ひとりで何人もワーカーを抱えているクライアントは、毎日質問や応募などのメッセージが大量に送られてきます。
そのため送ったメッセージが他のメッセージに埋もれてしまい、メッセージを見逃したり返信し忘れたりしている可能性もあります。
24時間経ってもクライアントから返事が来ない場合、もう一度確認のメッセージを送ってみましょう。
契約した案件の作業中に返事が来ない場合は、確認メッセージを再度送ったり、連絡手段を見直したりしましょう。
納品したけど検収の返事が来ない
受注案件を納品したあとに、クライアントから検収の返事が来ないという場合もあります。
再度連絡して返事が来ない場合、クライアントから契約を終了された可能性もあります。
クラウドワークスの利用規約では、納品されてから1週間以内で検収結果を合理的な理由がなく報告しない場合、クライアントによって検収を合格した扱いとなります。
そのため納品してから返事が来ないときは、1週間待ってからクラウドワークスの事務局へ連絡しましょう。
また継続的に返事が来ないクライアントよりも、別の案件へ挑戦するべきだと思います。
ですので返事が来ないクライアントとは継続せず、新しいクライアントを探すようにしましょう。
クラウドワークスで返事が来ない案件を見分ける方法とは?
初めてクラウドワークスを利用する場合、返事が来ないようなクライアントの良し悪しを見分ける方法について知っていると、安心して応募できますよね。
クラウドワークスで良いクライアントか見分ける方法は以下の3つです。
- クラウドワークスでの総合評価・口コミ
- クライアントのプロフィール情報
- メッセージでやりとりしたときの印象
ここではクライアントを見分ける方法についてご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
クラウドワークスでの総合評価・評価コメントを確認する
クラウドワークスでは納品完了後に、クライアントと受注者がお互いの評価をします。
- スキル(受)・要望(発)
- クオリティ
- スケジュール
- コミュニケーション
- パートナーシップ
クラウドワークスは、5つの項目を5段階で評価することができます。
その評価を参考にして、クライアントの良し悪しを見分けることができます。
ただし総合評価だけで決めず、過去にクライアントから受注したワーカーの評価コメントも合わせて確認することが重要です。
クライアントや契約内容に対して、「返事が来ない」「対応が悪すぎる」「契約内容と違う」などマイナスコメントが多く書かれている場合、その案件はやめるべきだと思います。
逆に評価の高いクライアントだと、「親切にしてもらった」「ていねいに教えてくれた」「また機会があれば一緒にお仕事をしたい」など、プラスコメントが多く書かれています。
このようにワーカーから評価の高いクライアントは、契約した後も安心して仕事をすることができます。
そのため総合評価や評価コメントをしっかり確認して、クライアントの良し悪しを見分けるようにしましょう。
クライアントのプロフィール情報を確認する
クライアントのプロフィール情報を確認することも大切です。
プロフィールは会社概要やクライアント自身の自己紹介、本人確認をしているかなどを確認できます。
違和感のあるプロフィールだったり、本人確認をしていなかったりする場合、悪質なクライアントである可能性も考えられるため、慎重に判断する必要があります。
対応の良いクライアントは、プロフィールをきちんと書いてあり、本人確認もしっかりしている場合が多いです。
このようにプロフィール情報でも、クライアントの良し悪しを見分けることができます。
しかしテンプレートを用いてプロフィールを書いている場合もあるため、プロフィールだけで見分けることは少し難しいかもしれません。
そのため先ほど紹介した総合評価と評価コメントも合わせて、しっかり確認するようにしましょう。
メッセージでクライアントとやりとりした印象を重視
まだ1件も評価を受けていないクライアントの場合、総合評価や評価コメントで見分けることは難しいですよね。
その場合は、クライアントとメッセージのやりとりを数回交わしてみましょう。
- 文章がおかしい
- 無理な条件を押し付けてくる
- テスト記事が0円
- 24時間以上経っても返事が来ない
クライアントとメッセージをやりとりする中で、上記のような違和感があるようなら、契約は慎重に考えましょう。
良いクライアントは、文章の書き方や受け答え、言葉遣いがきちんとしています。
- 返事がはやい(24時間以内)
- 文章が簡潔で分かりやすい
- ていねいな言葉遣い
- テスト記事もしっかり報酬が出る
このようにメッセージをやりとりすることで、クライアントがどのような人物か、良し悪しをしっかり見分けるよう注意しましょう。
クラウドワークスで返事が来ないときの対処法
クラウドワークスで、クライアントから返事が来ないときの対処法はこちらです。
- 「応募・スカウトを辞退する」からメッセージを送る
- クラウドワークスの事務局へ「連絡催促申請」をする
- 「契約途中終了リクエスト」をする
クライアントから返事が来ないときは、上記の対処法を試してみましょう。
契約前の場合は「応募・スカウトを辞退する」からメッセージを送る
案件に応募したけど「思っていた内容と違う」「数日経っても返事が来ない」とクライアントの対応が不満で、応募またはスカウトを辞退したい場合もありますよね。
メッセージを交わしただけで、契約していない場合は「応募・スカウトを辞退する」から、辞退するメッセージを送る対処法です。
辞退メッセージの送り方を、パソコンとスマホアプリで分けてご紹介します。
- クラウドワークスの上部にある「メッセージ」を選択
- 応募またはスカウトを辞退したい案件を選択
- メッセージを投稿する場所の右下にある「応募・スカウトを辞退する」を選択
- 辞退メッセージの送信フォームが出たら、辞退する理由を記入
- 下にある「辞退する」を選択して送信完了
- クラウドワークスアプリの下にある「メッセージ」を選択
- 応募またはスカウトを辞退したい案件を選択
- 左にスワイプして「やること」の画面を表示
- 下の方へスクロールして「応募・スカウトを辞退する」を選択
- 辞退メッセージの送信フォームが出たら、辞退する理由を記入
- 下にある「辞退する」を選択して送信完了
ただしあなたから条件提示し、クライアントがその条件を同意している場合、条件提示したあなたから応募・スカウトの辞退はできません。
その場合はクライアントに「辞退メッセージを送れない」と説明して、クライアント側から同意をキャンセルしてもらう必要があります。
クライアントが同意をキャンセルすると、同意する前の状態に戻るため、そこから先ほど説明した順番で、辞退メッセージを送りましょう。
契約後の場合は「連絡催促申請」をする
契約してから納品1週間以内にクライアントから返事が来ない場合、クラウドワークスの事務局へ「連絡催促申請」を送る対処法です。
連絡催促申請とは、契約相手から返事が来ない場合、クラウドワークスの事務局に申請すると、事務局から契約相手へ連絡をするよう催促してくれるサービスです。
連絡催促の申請方法を、パソコンとスマホアプリで分けてご紹介します。
- クラウドワークスの「契約一覧」を選択
- 連絡催促を申請したい案件を選択
- 契約内容の右下にある「契約相手と連絡がとれない場合はこちら」を選択
- 連絡催促申請ページが出たら、契約内容の左下にある「連絡催促申請をする」を選択して完了
- クラウドワークスアプリの下にある「メッセージ」を選択
- 連絡催促を申請したい案件を選択
- 左にスワイプして「やること」の画面を表示
- 下にスクロールして「契約相手と連絡がとれない場合はこちら」を選択
- 連絡催促申請ページが出たら、下にスクロールして「連絡催促申請をする」を選択して完了
ただし連絡催促申請をしても、クライアントから必ず返事がくるわけではないため注意しましょう。
連絡催促申請から数日経ってもクライアントから返事が来ない場合、次でご紹介する「契約途中終了リクエスト」を送りましょう。
契約を終了したい場合は「契約途中終了リクエスト」をする
契約した後にクライアントと継続して返事が来ない場合や、双方合意のもと契約を終了する場合、「契約途中終了リクエスト」を申請して、途中でも契約終了できる対処法です。
ただし契約途中終了リクエストができる案件は、プロジェクト形式(固定報酬制)に限ります。
契約途中終了リクエストをする方法を、パソコンとスマホアプリに分けてご紹介します。
- クラウドワークスの「契約一覧」を選択
- 契約終了したい案件を選択
- 契約内容の右下にある「契約途中終了リクエスト」を選択
- 契約途中終了リクエストの送信フォームが出たら、途中終了する理由を記入
- 下にある「契約途中終了リクエストを送信」を選択して完了
- クラウドワークスアプリの下にある「メッセージ」を選択
- 契約終了したい案件を選択
- 左にスワイプして「やること」の画面を表示
- 下にスクロールして「途中終了リクエスト」を選択
- 契約途中終了リクエストの送信フォームが出たら、途中終了する理由を記入
- 「契約途中終了リクエストを送信」を選択して送信完了
契約途中終了リクエストを送ったクライアントが契約終了に同意すると、その時点で途中終了となります。
また契約途中終了リクエストを送ってから1週間経過してもクライアントが応じない場合は、自動で契約終了されます。
ただし契約を途中終了した場合、仮払いされた報酬はすべてクライアントに返金されるため、注意が必要です。
まとめ
- 応募してから3日以上返事が来ない場合、不採用の可能性も考えられる
- 24時間経っても返事が来ない場合、再度確認のメッセージを送る
- 納品したあと検収の返事が来ない場合、クライアントによって契約終了した可能性もある
- 採用率を上げるために、クラウドワークスのプロフィール情報を見直す
- 総合評価や評価コメントが酷いクライアントの案件は、慎重に判断する
- 契約する前の場合、「応募・スカウトを辞退する」から辞退メッセージを送れる
- 契約したあと返事が来ない場合、「連絡催促申請」をクラウドワークスの事務局にする
- 途中終了したい場合、「契約途中終了リクエスト」を送る
今回はクラウドワークスで返事が来ないときの対処法や、クライアントを見分ける方法についてご紹介しました。
クラウドワークスを安全に利用するため、クライアントの良し悪しを見抜くことが大切です。
もしもクライアントから連絡が来ないという場合は、この記事を参考にクラウドワークスで対応してもらいましょう。
初めて応募した場合でも気を落とさずに、次の案件へ応募していきましょう!
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