検定を受けてみたいけど、あまり試験に関して情報がなく不安に思う気持ちはわかります。
そこで、本記事ではwebライティング技能検定とwebライティング能力検定という2種類の検定をご紹介します。
この2つはそれぞれ過去問を含んだテキストや模擬試験など充実しており、難易度も低いです。
また、過去問はないですが、クラウドワークス独自の無料で受けられる、ライター検定の受験体験記もご紹介します。
webライティングの資格を持っていればあなたのスキルの証明にもなり、自信につながるはずです。
webライティング試験の挑戦を考えている場合は、この記事を参考にしてください。
webライティングで過去問がある2種類の検定
webライティングの仕事をするうえで、仕事に有利な資格があるのかが気になるところです。
しかし、初心者の場合は勉強方法などもわからず、むずかしい試験は合格する自信もないと思います。
そこで、過去問などのテキストがある難易度が低い試験を調べたところ、この2つの試験がありました。
- webライティング技能検定
- webライティング能力検定
2つとも名前が似ていてどんな違いがあるのかわかりにくいですよね。
資格の有無だけで仕事の受注率が急に上がることはありません。
しかし、似たようなプロフィールのワーカーであれば、クライアントは資格を持っているワーカーを選ぶのが自然です。
この2つの試験を調べたところ、過去問で勉強すれば誰でも合格できる可能性が高いと感じました。
そこで、この2つを中心に無料で受けられるクラウドワークスのライター検定もあわせてご紹介していきます。
webライティング技能検定は初心者にオススメの難易度
webライティング技能検定とは、webライティングの仕事を行うためのライティング技術に関するオンライン検定試験です。
本検定は2015年から日本クラウドソーシング検定協会が運営しています。
また、初心者なども対象にしている試験のため、さほど難易度も高くありません。
とにかく、何かwebライティングの資格を取りたいという初心者にはおすすめの試験です。
本試験は月1回オンラインで行われます。
オンライン試験はお手軽に受験できてとても良いですね。
試験に合格することで、webライティングの技能やマナーの基準をクリアしていると証明できます。
検定合格者は「webライティング実務士」に認定されIDが付与されます。
ID発行には別途3,000円が必要です。
- 費用…6000円(合格後のID発行3,000円)
- 試験時間…90分
- 内容…4択問題50問(50点)、実技ライティング問題4問(200点)計54問(250点満点)
- 難易度…低い
- 合格率…55%(8割以上の理解度で合格)
実技ライティング問題の比重がとても高いので、しっかり勉強する必要がありますね。
webライティング能力検定は得点に応じて級が決まる
webライティング能力検定は、2012年から一般社団法人日本webライティング協会が運営する検定試験です。
試験は得点に応じて1〜3級、不合格と判定されます。
試験内容は日本語に関する問題、著作権など、幅広く出題されます。
- 費用…13,500円(学生6,750円)※DVDセットの場合19,800円
- 試験時間…90分
- 内容…5科目4択問題計72問(72点)、ミニ論文(16点)(合計88点満点)
- 難易度…中レベル
- 合格基準…1級 80~88点、2級 70~79点、3級 53~69点
- 1級合格率…25~30%
5科目の詳細も決まっており、それぞれがこのような配分になっています。
- 国語12問
- webライティング基礎12問
- コピーライティング・メールライティング16問
- SEO16問
- 法律・倫理・炎上対策16問
(1問1点、合計72点)
SEOや炎上対策など幅広いwebライターとしての知識を問われます。
一見むずかしいと思うかもしれませんが、過去問などのテキストも充実しているので心配いりませんよ。
webライティング過去問で合格して特典を受けよう!
webライティング技能検定はwebライティング技能検定講座を受講しないと受験できません。
また、Webライティング能力検定は勉強のための公式テキストがセットです。
どちらの教材も市販はされておらず、内容はとても充実しています。
そして、資格試験に合格すると、ランサーズなどのクラウドソーシング会社からの紹介や報酬アップなどの特典が受けられます。
資格を取得すると、クラウドソーシングでの仕事のやり方、ビジネスマナーなどすぐに仕事にいかせますよ!
それでは、webライティング試験の教材と、合格後に受けられる特典に関して、解説していきます。
過去問などwebライティング技能検定講座はとても充実
webライティング技能検定は、「たのまな」のwebライティング技能検定講座という、通信講座を受ける必要があります。
- webライティング技能検定講座…32,000円(税込)
検定試験はこの講座を受けるのが必須です。
検定費用より、講座はかなり価格が高いのですが、過去問などテキスト内容がとても充実しています。
以下の7つの教材と1つのwebサービスから構成されており、これで学習してからwebライティング技能検定を受けましょう。
- 『日本クラウドソーシング検定協会®認定 webライティング技能検定 基礎編』
- 『日本クラウドソーシング検定協会®認定 webライティング技能検定 実践編』
- 『日本クラウドソーシング検定協会®認定 webライティング技能検定 基礎編 問題集』
- 『日本クラウドソーシング検定協会®認定 webライティング技能検定 実践編 問題集』
- 『付録資料 案件の手引き』
- 『付録資料 ISV練習法』
- 『特典教材 タイピング教本』
- 『web模擬試験』
webライティング技能試験では、接続詞や助詞などの文法が正しく使われ、違和感や誤字脱字がないか、などが重要視されます。
この教材で学習することでコツやポイント、あなたの苦手科目を把握することができるでしょう。
また、運営団体のホームページ内に実技ライティング過去問の模範解答、総評などが公開されております。
それを見るとライティングの傾向や、どういう点を注意するのかが良く分かります。
実技のライティング問題が心配な場合は、それを見て文章作成の勉強をしましょう!
選択式の過去問も少しですが掲載されているので、試験前には最終確認してください。
わからないところは何度も質問できるので、サポート体制は万全です。
webライティング技能検定に合格すると、webライティング実務士に認定されIDが発行されます。
そのIDを登録することで、クラウドソーシングサイトで以下の特典を受けることができます。
- ランサーズ:クライアント向けメルマガにてオススメ人材として紹介される
- サグーライティングプラチナ:記事報酬5%UP、レベルアップの度にボーナス報酬2倍
- ちょびリッチ:200ちょびポイントをプレゼント
これからwebライティング技能検定が有名になれば、他のクラウドソーシング事業者も特典を、追加するかもしれませんね。
webライティング能力検定と過去問教材はセット購入
webライティング能力検定の公式テキストは、日本webライティング協会独自の教材です。
検定受験と教材はセットになっていますので、検定に申し込みをすると教材のPDFデータが送られてくることになっています。
希望者には印刷したテキストを郵送してもらえるので、希望者は忘れないように伝えましょう。
- 公式テキスト(模擬試験付き)
- webライティングが2ランクUPする問題集
教材だけの申し込みは出来ないので、試験日も決めた状態で申し込みをしてください。
また、19,800円(学生9,900円)で「1級を確実に取得するための7ステップ」というDVD付きのセットプランもあります。
このセットはDVDを見て勉強しても、1級または2級に合格出来なかった場合には検定費用以外の全額を返金してもらえます。
また、このセットにはレジュメとミニ論文添削2文まで、メール質問3回までできる権利が付いていてお得です。
テキストではライティング知識、SEOや法律、炎上対策などwebライター以外の職業でも役立つ知識がわかりやすく勉強できます。
webライティング能力検定で1級に合格すると、以下の特典が受けられます。
- 検定紹介アフィリエイト報酬2倍
- 報酬付き試験監督になることができる
- 1級限定のお仕事紹介
残念ながらクラウドソーシング事業者からの特典はないのですが、日本webライティング協会が独自の特典を付けています。
クラウドソーシングに登録している場合は、プロフィールに追加したら好条件の依頼が来る可能性が上がります。
実際、1級を取得したことをプロフィールに追加したら好条件の依頼が来た、という口コミもありました。
どちらの試験も努力なしでは合格できません。
そのため、資格を持つことで自分のスキルを証明して、努力できる人間だと好印象を与えることができますね。
能力検定には技能検定と違い2年間の有効期限がある
webライティング技能検定とwebライティング能力検定の大きな違いは有効期限の有無です。
webライティング能力検定には有効期限があり、期限は2年間です。
2年ごとにセミナーや動画講義などを視聴して、感想文を提出し更新する必要があります。
また、更新には別途12,000円の費用が必要です。
以下の表は、webライティング技能検定と能力検定の値段や受験方法などの違いになります。
webライティング技能検定 | webライティング能力検定 | |
運営団体 |
一般社団法人日本クラウドソーシング協会 |
一般社団法人日本webライティング協会 |
費用 |
本試験 6,000円 |
13,500円(学生6,750円) |
開催 |
毎月 |
3ヶ月ごと |
有効期限 |
ナシ |
2年 (更新料12,000円) |
受験資格 |
webライティング技能講座を購入した人のみ |
ナシ |
合格率 |
55% |
1級25〜30% |
会場 |
オンライン |
全国17会場 |
合格特典 |
クラウドソーシングで特典あり |
報酬付き試験監督や仕事紹介の可能性あり、アフィリエイトあり |
同じような名前ですが、それぞれに特徴があることがわかりますね。
どちらも過去問を含む、テキストや講座がセットになっています。
webライティング初心者や未経験の場合は合格率が高いwebライティング技能検定がオススメです。
こちらは値段が高いですが、7つの教材やweb模擬試験などの内容が充実しており、有効期限もありません。
ただ、どちらが良いかはあなたが受験する目的に合わせて選んでくださいね。
webライティングの過去問がないライター検定とは
上記2つの試験以外に、大手クラウドソーシングサービスのクラウドワークスが実施している独自のwebライター検定試験があります。
クラウドワークスに登録しているワーカーが受験できる検定で過去問はありません。
ライター検定3級はクラウドワークス上で無料で何度でも受験できます!
- 費用…3級無料、2級10,000円、1級25,000円
- 試験時間…制限時間なし
- 内容…3級選択式50問、2級と1級は記述式で全てオンライン
- 合格率…5%
3級では、webライティングの基礎知識を問うマーク式問題が出題されます。
2級は、読み手の心を動かせる文章を作成できるか、などの実務能力をみる記述式問題です。
1級も記述式で、マーケティングの基礎知識を踏まえた、高度なライティングスキルが試されます。
ライター検定に合格すると、スキル検定合格証がクラウドワークスのプロフィール画面に自動で表示されます。
3級なら誰でも簡単に取れそうと思うかもしれませんが、実は合格率5%の高難度の試験です。
しかし、合格率5%といっても心配はいりません。
無料のため、軽い気持ちで受験して不合格になるワーカーが多いことから合格率が下がっている可能性が高いです。
webライティングの知識や国語力がないと、勉強なしで合格するのは難しい試験です。
webライター検定の紹介ページには、過去問ではありませんが、試験勉強のための講義動画が無料で公開されています。
私も、この動画を見てライター検定3級を受けたら見事一発で合格できました!
webライティングの基本がわかるため、動画だけでも視聴する価値はありますよ。
日本語の表現や文法、webライティングのルールなどとても分かりやすく解説してくれるので、とても勉強になります。
では、この動画の内容を詳しく解説していきます。
WEBライター検定は全27本の動画を見れば合格できる!
クラウドワークスのWEBライター検定3級の講義動画は、全部で5セクション27本の動画で構成されています。
試験内容のほとんどがこの動画から出題されるので、これを見てちゃんと理解できれば合格できます!
1本ずつの長さは2分〜19分ほどで、全部で約3時間の長い動画です。
しかし、この講義は有料級の内容だと思うので、webライターにはとてもオススメです。
- 【オリエンテーション】なぜライティングスキルが重要視されているのか?
- 本講座の進め方
- 【Chap.1 準備】ライティング前に確認すべき2つのポイント
- 執筆ガイドラインを確認する
- 【参考】webと紙のライティングの違いを知る
- 【Chap.2 正しい文を書く】なぜ「正しい文を書く」ことが大切なのか?
- 参考情報が正しいかどうかを見極める
- 著作権のルールを守る
- 正しい日本語を使う
- 校正をする
- 【Chap.3 読みやすい文を書く】なぜ「読みやすく書く」ことが大切なのか?
- 空白行を入れる
- 見出し・小見出しを入れる
- 目次を入れる
- 漢字・ひらがな・カタカナを書き分ける
- 体言止めでリズムを生み出す
- 重複表現を避ける
- 同じ表現を繰り返さない
- 【Chap.4 分かりやすい文を書く】なぜ「分かりやすく書く」ことが大切なのか?
- 一文一義で文を短く書く
- 箇条書きを使う
- 主語と述語を近くに置く
- 修飾語と被修飾語を近くに置く
- 肯定表現と否定表現を使い分ける
- 能動態と受動態を使い分ける
- 接続詞・接続助詞を適切に使う
- 【まとめ】
webライター検定3級の合否基準は公開されておらず、私が合格した際も何点取れたのかは分かりませんでした。
しかし、この講義動画の内容からたくさん出題されており、この動画をちゃんと理解できたら7割ほどは取れる感覚があります。
後の3割は日本語の謙譲語や尊敬語、または正しい接続詞などの国語問題が解けるかどうかです。
また、問題文をしっかり読まないと引っかかるひっかけ問題もあります。
この試験は全てオンラインで時間制限がないため、しっかり見直しをして時間をかけて解いてください。
もし、3級に不合格でも14日待てば無料で再受験ができます。
過去問は公開されていないですが、再受験時も問題は同じで順不同になるだけのようです。
事前に動画を見て勉強すれば誰でも合格できる試験だと感じています。
クラウドワークスでwebライティングの仕事を始めたいという場合はぜひチェックしてみてくださいね。
講義動画自体も本当に有益なので試験を受けずとも動画を見る価値はありますよ。
まとめ
- 過去問を含むテキストが充実しているのは、webライティング技能検定とwebライティング能力検定の2つ
- webライティング技能検定は、難易度も低くライター初心者にオススメ
- webライティング能力検定は、得点によって1〜3級や不合格が決まる
- webライティング技能検定講座を受けないと検定試験は受けられない
- webライティング技能検定講座は、過去問を含むテキストがとても充実しており、質問し放題でサポート体制は万全
- webライティング能力検定とテキストは、セットになっており、検定に申し込みすることで教材のデータが送られてくる
- webライティングの試験に合格すると、クラウドソーシングサイトでの紹介や、報酬アップなどさまざまな特典が受けられる
- webライティング能力検定は、有効期限が2年で更新には別途12,000円かかる
- クラウドワークスのWEBライター検定3級は、無料で何度でも受けられる
- WEBライター検定3級は、27本の講義動画を見れば合格できる可能性が高い
過去問があるwebライティング試験に関してご紹介してきました。
Webライターにとって、webライティング検定は決して必要なものではないです。
しかし、資格はスキルを証明する手段であり、あなたの武器になります。
武器があれば、初心者でも自信をもって挑戦できます。
もし、あなたがWebライターとして自信がないのなら、資格を取ることで自信をつけることができると思いますよ。
合格のための努力や勉強した知識はあなたの財産になりますので、ぜひ挑戦してみてください。
ノウハウコレクター…
私だ^^;
少しでも多くの知識と情報を得なきゃ!
と思っていたら。今度は心配が先立って…
もしかして私には無理かも、
と思い始めてしまい行動に移す日を先延ばしにしています。
少しの情報でがんばれれるかもと思っていた自分が懐かしいくらいです。
さとみさん
初めまして
Dasiと申します。
コメントいただき
ありがとうございます。
私も?10年以上稼げないノウハウコレクターでした汗。
無料では本当に稼いでいる人の情報は落ちていないものですし
数があれば良いというものでもありませんよね^^;
本物の情報で、自分に合っているものと出会えたら
あとはそれをひたすらやるのが
ゼロイチ突破には必要なのかなと感じています。
さとみさんに幸運があります様に。
なにかありましたら
メルマガなどで相談していただければと思います。
引き続き
よろしくお願いいたします。