クラウドワークスのクライアントが表示名を確認しているのに、あなたがユーザー名を答えてしまったら、仕事を発注してもらえないかもしれません。
ユーザー名とはクラウドワークスが情報を一元管理するための名前のことで、表示名はハンドルネームのことです。
そこで、あなたがこのような失敗をしないためにクラウドワークスのユーザー名と表示名、またユーザーIDの違いや確認の仕方など、詳しく解説していきます。
違いがちゃんとわかっていればクライアントとのやりとりもスムーズにできて、きっと困ることもないですよ♪
クラウドワークスに初めて登録される初心者や、ユーザー名と表示名の違いが分からなくて困っているあなたはぜひ参考にしてください。
クラウドワークスのユーザー名と表示名は目的が違う
クラウドワークスのユーザー名とは、クラウドワークス運営がユーザー情報を管理するための名前で、表示名は仕事で使うハンドルネームのことです。
また、別にユーザーIDというのもあり、これは運営から与えられた個人認識番号のことです。
簡単にいえば、ユーザー名とユーザーIDはクラウドワークス運営側が管理のために必要な情報、表示名はあなたが仕事のために使う名前ということです。
クライアントは報酬支払いのために、表示名とユーザーIDを確認してくることがあります。
表示名を確認しているのに、ユーザー名を教えてしまった場合、仕事ができないと思われて受注できない可能性もゼロではありません。
クライアントもたくさんの応募があったら、ちゃんと希望に合わせた回答をしてくれる応募者を選ぶでしょう。
クライアントによっては表示名のことをユーザー名と言われる場合もあるかもしれませんが、事前に知っていれば確認もできるので心配ありません。
ではここからユーザー名、表示名、ユーザーIDの確認方法をお教えします。
ユーザー名は登録時に自分で決める変更できない名前
ユーザー名はワーカーとしてクラウドワークスに登録するときに、一番最初に決める半角英数文字4〜16文字で登録する名前です。
登録後に変更はできませんが、主にクラウドワークスが個人認識として登録している物なので、仕事の受注に影響はありません。
ユーザー名は基本的には非公開の情報なので、好きな名前をつけましょう。
ユーザー名の確認方法は以下のとおりです。
- クラウドワークスログイン後、ページ右上の名前を選択
- プロフィール編集を選択
- 基本情報編集を選択
- 表示用の名前の下に赤文字で「未入力の場合は、(ユーザー名)〜」とユーザー名が表示されている
表示用の名前を決めていない場合はユーザー名が表示名になるので、ユーザー名を本名にした場合はご注意くださいね。
表示名はプロフィールページから簡単に変更できる
表示名はハンドルネームでクラウドワークスではこちらで呼ばれることが多いです。
自分で好きな偽名を決めれば大丈夫です。もちろん本名でもOKですよ。
表示名に関してはいつでも変更が可能ですので、問題があればプロフィールページから変更しましょう。
表示名の確認・変更方法は以下のとおりです。
- クラウドワークスログイン後、ページ右上の名前を選択する
- プロフィール編集を選択
- 基本情報編集を選択
- 表示用の名前に希望する表示名を入力
- 基本情報を更新するを選択
いつでも変更は可能ですが、注意も必要です。
仕事の契約途中で表示名を変更すると、クライアントが混乱してしまう可能性もあるので、変更のタイミングには気をつけてください。
表示名を設定しない場合は、ユーザー名が表示名の代わりになります。
私も表示名を設定していなかったために、ユーザー名が表示されていて変えるタイミングがなくて大変でした。
ユーザー名を知られたくない場合やユーザー名が本名などの場合は表示名をちゃんと設定することをオススメします。
ユーザーIDはプロフィールURLの末尾の数字
Webの場合は自身の公開プロフィールページのURLの末尾の数字がユーザーIDとなっています。
ユーザーIDの確認はWebからとアプリからでは方法が違います。
自分の公開プロフィールページを表示した際のURLを確認してください。
https://crowdworks.jp/public/employees/xxxxxxxx
「xxxxxxxx」部分の数字がユーザーIDです。
アプリからの確認方法はもっとシンプルです。
マイページの画面上部アイコン下に「ID:xxxxxxxx」の数字があります。
特に難しくないので、確認してどこかにメモしておくのが良いですね。
ユーザー名と同じくユーザーIDも途中で変更ができません。
ユーザーIDはクラウドワークスの認識番号の他に、クライアントが報酬を確実に支払うために、ユーザーIDが必要な場合があります。
ユーザーIDは公開しても、個人情報が漏れることもありません。
クライアントからユーザーIDの提示を求められた場合はこちらの番号をちゃんと伝えてくださいね。
ユーザーIDを間違うと報酬が支払われない可能性もありますので、十分に気を付けましょう。
どうしてもユーザー名やユーザーIDを変更したい場合は、一度クラウドワークスを退会して、新たに登録してアカウントを作り直す必要があります。
そうなると、今まで積み上げてきた実績や評価が無くなりますのでよほどの理由がない限りオススメはしません。
まとめるとこのようになります。
ユーザー名 | クラウドワークス運営の情報管理のための名前 | 変更できない | 非公開 |
ユーザーID | クラウドワークス運営の情報管理のための番号 | 変更できない | 非公開 |
表示名 | あなたが仕事で使う名前 | 変更できる | 公開 |
基本的にはユーザー名やユーザーIDのことは気にしなくても大丈夫ですね。
クラウドワークスのユーザー名が本名の場合は要注意!
先ほども言ったとおり、クラウドワークスのシステム上ではユーザー名は非公開です。
しかし、表示名を設定していない場合はユーザー名が表示名のかわりとなり公開されます。
つまり、もし本名をユーザー名にしていた場合は、本名が公開されてしまうので注意が必要です。
ユーザー名を本名にしていたり、メールアドレスの前半部分にしていたりしていませんか?
メールアドレスにされている場合はイタズラに利用される危険もあります。
クラウドワークスにおいて、ユーザー名や表示名は本名である必要はありません。
しかし、お仕事では偽名OKなクラウドワークスでも本名の登録が必要なことがあります。
例えば、基本情報を登録する際は本名で登録しないといけません。
ここでは、本名や個人情報が必要なところをくわしく解説していきます。
クラウドワークスでは基本情報登録とNDAは本名必須
クラウドワークスに登録する際は、基本情報とNDA(秘密保持契約)は本名で登録する必要があります。
NDAは身分証明書を提出してから締結することになっています。
また、クライアントに源泉徴収をしてもらう場合も、クライアントにマイナンバーカードの提出を依頼されます。
では、詳しく解説します。
初回登録時は本名登録が必須で偽名は絶対ダメ
初回登録時の本名記入欄がありますが、偽名を入力しては絶対にいけません。
なぜかというと、登録時にウソの情報を入力するとクラウドワークス運営にバレた際は、ユーザー登録を取り消されてしまうからです。
また、報酬が受け取れなくなる可能性もあります。
クラウドワークスに登録できる銀行口座は、初回登録時の本名と名義の一致を確認して振り込みされるからです。
登録した本名を含め口座情報などに関しては、公開されないので安心してください。
秘密保持契約は本人確認書類を提出する必要がある
NDA(秘密保持契約)とは、お仕事のやりとりによってお互いが知りえた秘密情報を他社にもらさないという契約のことです。
クラウドワークスのNDA契約する際は、事前に本人確認書類を提出する必要があります。
これを契約することにより、より機密性の高い仕事やNDA契約を結んでいるユーザー限定の仕事を受注することができます。
クラウドワークスでの信頼性が増すので、受注率アップにつながる可能性がありますよ。
本名を公開することに抵抗がなければこちらのNDAを締結することをオススメします。
源泉徴収を頼む時はマイナンバーカードも必要
源泉徴収をクライアントに頼む場合は、年末までにマイナンバーカードの写しをメールにて送る必要があります。
必然的にクライアントには名前や住所など個人情報が知られてしまいます。
税金関係のことは偽名でやるわけにもいかないので、仕方ないですね。
クラウドワークスのユーザー名とランサーズとの違い
同じクラウドソーシングサイトで有名なランサーズにもユーザー名と表示名があります。
ランサーズのユーザー名はクラウドワークスとは違い、クライアントに公開されるという違いがあります。
表示名はクラウドワークスと同じくハンドルネームです。
ユーザー名はランサーズがユーザー情報管理のための個別のもので、変更不可なのはクラウドワークスと同じ仕様です。
では、クライアントに公開されるとはどういうことなのか、詳しく解説していきます。
ランサーズのユーザー名は契約後に発注元へ通知される
ランサーズのユーザー名は登録情報を運営が一元管理するための名前です。
このユーザー名は、クライアントと仕事の契約を結ぶときに、クライアントに通知されることになっています。
ランサーズのヘルプページにはこのように明記されています。
ユーザー名は、お客様の登録情報を一元管理している個別のもので、当該情報がクライアント様と取引された際に通知されます。
引用:ランサーズヘルプページ
ユーザー名はランサーズに登録するときに自分でアルファベットと数字を利用して設定します。
また、他人と同じユーザー名は設定できません。
ユーザー名は登録後は変更ができないので、偽名でも大丈夫ですがクライアントに通知することを考えて変な名前はやめておきましょうね。
また、表示名はプロフィールページと、ユーザー検索結果ページに表示されるハンドルネームの事です。
クラウドワークスと同じで表示名に関してはいつでも自由に変更することができます。
ユーザー名と表示名の違いは以下の通りです。
- 「ユーザー名」普段は非公開だが、仕事の契約をしたらクライアントは見ることができる情報
- 「表示名」誰でも見ることができる公開情報
つまり、仕事をする際はユーザー名でやりとりをすることになります。
クラウドワークスとは多少違っていて混乱しますね。
ユーザー名は仕事を提案する時も表示されるので注意
ランサーズはユーザーからクライアントに直接提案する機能があり、提案の際もユーザー名が表示されます。
提案するときは、表示名を設定している場合でも、表示名とユーザー名どちらも表示されることになっています。
おそらく、ユーザー名は他人と同じ物になることがないので、たくさん依頼があった際に、間違えないようにどちらも表示される仕様のようです。
確かに、なんでもOKな表示名だと同じ名前のユーザーがいた場合、クライアントが混乱してしまうかもしれませんね。
ランサーズはユーザー名に本名を利用できる
ランサーズでは公開設定に「ユーザー名に本名を利用」という欄があり、そこにチェックを入れると本名をユーザー名の代わりに利用できます。
ランサーズでは「ランサーを探す」というクライアントがワーカーを検索する機能が存在します。
そして、本名と顔写真を公開することで、「ランサーを探す」の検索結果の上位表示されやすくなります。
クライアント側からすると名前も顔も公開していると信用できるワーカーとして認識されそうですね。
スカウトしてほしい場合や自分をアピールしたい場合は、本名や顔写真の公開をしてみるのも一つですね。
まとめ
- クラウドワークスのユーザー名は登録時に自分で決める変更できない名前で、運営側が管理するための名前
- 表示名はハンドルネームでプロフィールページからいつでも簡単に変更できる
- ユーザーIDは運営側が管理するための番号で、プロフィールURLの末尾の数字
- ユーザー名は表示名を設定していなければ表示名のかわりに公開されるので、本名の場合は要注意
- クラウドワークスでは基本情報登録とNDA、源泉徴収で本名や身分証が必須
- ランサーズのユーザー名は契約後に発注元へ通知される
- ランサーズのユーザー名は仕事を提案する時も表示される
- ランサーズは本名をユーザー名の代わりに利用してランカーを探すで上位表示も狙える
クラウドワークスのユーザー名と表示名の違い、ランサーズとの違いなどを解説してきました。
クラウドワークスのユーザー名と表示名が違うということがわかっていれば、クライアントとのやりとりもスムーズにできて快適にサービスを利用できそうですね。
本名を使うことや注意点など、違いをしっかり把握した上でクラウドワークスやランサーズを利用してお仕事を始めてみましょう。
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