クラウドワークスでは、契約詳細のメッセージをやりとりする画面が契約書の代わりになります。
そのため、クラウドワークスで案件を受注しても契約書を交わす必要はなく、個人情報をさらさなくて良いのです!
ただし、契約書を交わすことは特に問題ないので、業務内容を明確にしておきたいならクライアントに相談すると良いですね。
逆に、クライアントから契約書を交わしたいと依頼された時は契約内容を確認して、個人情報の取扱いには気を付けましょう。
この記事では、契約書を交わす際に注意してほしいことやクラウドワークスの規約違反について解説していきます。
安心して業務をするために、交わした契約書が悪用されることのないよう案件選びには気を付けましょうね。
クラウドワークスは契約書なしで仕事を始められる!
クラウドワークスを利用して案件を受注する場合は、業務委託契約が締結されている状態なので契約書は必要ありません。
私はクラウドワークスでライティングの案件を受注していますが、契約書がなくても問題なく仕事を進めることができています。
納期や報酬についてはクライアントとのやりとりであらかじめ把握しているので、契約書の必要性を感じたことはありません。
契約書なしでもスムーズに仕事を進めるためには、契約前に仕事内容や実績のあるクライアントなのか確認しておくと良いですよ♪
もし個人的に契約書がほしい場合は、クライアントと直接やりとりをして発行してもらえるように頼んでみてください。
クラウドワークスで案件を受注しても、クライアントの方から契約書を締結したいと依頼される場合があるかもしれませんね。
その場合は、あなたとクライアントの間で内容を調整して、書面での契約を進めることが可能です。
契約書があるとトラブルが起きた時に法律上有利になりますが、実名や住所を記入する場合は個人情報の取扱いに気を付けましょう。
契約書を交わさない分、募集要項をきちんと確認したり疑問があればメッセージのやりとりで解消したりしておくと安心できますよ♪
クラウドワークスでも契約書で業務委託の内容が明確に
クラウドワークスでは、契約書を作成しなくてもクライアントとの間でお互いに合意していれば、契約は成立します。
しかし、業務委託で契約書を作成すると契約しているという明確な証拠になり、報酬や納期などの思い違いも防げますよね。
業務委託とは、業務をフリーランスなど外部に任せる契約のことで、専門的な知識やスキルが必要な業務を依頼される場合が多いです。
例えば、ライティングでも美容系の記事なら、美容部員や化粧品検定の資格を持っている人などが採用されやすくなります。
その他にも、金融関係や不動産などの専門的な知識を持っている場合は、高単価の案件を受けられる可能性がありますよ♪
業務委託を活用すると人件費を抑えたり社員の負担を減らしたりできるため、大手企業も採用しているのですね。
業務委託の特徴としては、以下のような点が挙げられます。
- 場所や時間を拘束されない
- 仕事の順番や方法を指定されない
- クライアントから業務命令や指示を受けない
クラウドワークスを利用して案件を受けるということは、契約書がなくてもこれらの条件にお互いが合意したということになります。
また、クラウドワークス以外で仕事をする場合も、メッセージのやりとりで業務内容を承諾していれば契約書は必要ありません。
契約書は業務内容を明確にできるというメリットがある一方で、顔も見えない相手に個人情報を提示しなければならないので不安ですよね。
よほど長い付き合いで信頼のあるクライアントでなければ、住所や氏名は教えないようにした方が良いでしょう。
どうしても引き受けたい仕事や興味がある内容であれば、個人情報がなぜ必要なのかクライアントに聞いてみると良いかもしれません。
個別で契約書を交わす時は、契約形態や報酬、損害賠償などについてもしっかり確認してから契約書にサインしましょうね。
クラウドワークスでの契約書の注意点と違約金を解説
クラウドワークスで契約書を交わす場合には、いくつか注意点があります。
個別に契約書を交わすことで、個人情報の漏洩や契約を終了できないなどのトラブルが発生する恐れがあるのです。
しっかり内容を確認して、安心できると思った場合のみ契約書を交わしましょう。
この項目では、契約書を交わす時の注意点を3つのシチュエーションに分けて紹介していきます。
- 契約書がほしい時
- 契約書に署名と捺印を求められた
- 免許証や保険証の提示を求められた
契約書を交わす場合は、契約中に他の案件に取り組んで問題ないのかも確認しておきましょうね!
契約書がほしい時はクライアントに相談してみよう♪
クラウドワークスを通して案件を受けると契約書は不要ですが、安心して働くためには契約書がほしいということもありますよね。
その時は、契約書がほしいという旨をクライアントに伝えてみましょう。
詳しい作業内容や責任など細やかな取り決めをしておけば、トラブルが起きた時も安心ですよ!
ただし、手間がかかったり実名でサインしなければならなかったりして、クライアントに嫌がられることもあります。
郵送してサインしてもらったり、電子契約サービスを利用したりするのを面倒に感じるのかもしれませんね。
契約書に不可能な条件を記載してしまうと、契約違反になり賠償金を求められる可能性が高くなるので気を付けましょう。
不安な場合は、プロに任せたりクラウドワークスを利用して依頼したりするというのも一つの手ですよ。
直接契約は規約違反!違約金100万円を支払う可能性も!
契約する時に、「業務委託契約書を送るので署名と捺印をしてください。」という連絡がくる場合があります。
直接契約は立派な規約違反であり、個人情報を聞き出したいだけの可能性もあるため注意が必要です。
また、規約違反なのでトラブルが発生してもクラウドワークスは対処してくれないと思っておきましょう。
直接取引が発覚した場合は、クラウドワークから違約金100万円の支払いを求められる場合があるので注意してください。
その他にも、以下のような措置が取られる可能性があるので気を付けましょう。
- クラウドワークスの利用が一時的に停止される
- 会員登録を解除される
- 違約金を支払わなければいけない
知らずに規約違反をしてしまうことがないように、もう一度規約を確認しておきましょう!
直接契約する以外にも、契約前にクラウドワークスの外で直接取引するのは違反です。
- Zoomなどを通して契約前に直接面談をする
- 契約前にLINEやSkypeでやりとりする
連絡手段が何であれ、直接連絡を取る場合には仮払いが完了して契約を結んだ後にしましょうね。
私もクラウドワークスでライティングの案件を探していると、応募した時に詳しい条件はLINEで伝えますというメッセージが来ます。
案件についての詳細が書かれていなかったり実績がなかったりするクライアントは、すぐにブロックするようにしていますよ。
クラウドワークスを通さずに直接やりとりするなら、サービス外連絡申請が必要になるので手続きを行ってください。
もし直接取引をもちかけられたら、クラウドワークスに通報してクライアントとのやりとりをやめるようにしましょう。
本人確認のシステムがあるので個人情報を見せなくてOK
契約する時に、免許証や保険証の提示を求められる場合があるようです。
しかし、クラウドワークスでは本人確認やNDA(秘密保持契約)のシステムがあるので、クライアントへの個人情報の提示は不要です。
クラウドワークスに記載されている案件の中にも、規約に違反しているものが多いので注意しましょう。
もし応募した後に悪質な案件だと感じたら、はやめに辞退することをおすすめします。
特に、「カンタン」「手軽」という記載があるのに、報酬が高額だと怪しく思った方が良いでしょう。
これらの注意点を把握しておくと、クラウドワークスで信頼できるクライアントと出会えるはずですよ♪
まとめ
- クラウドワークスでは、契約書がなくても業務委託契約が締結されている状態になる
- 契約書がほしい場合は、クライアントに直接交渉して発行してもらうと良い
- 業務委託の契約書を作成して業務内容を明確にすると、トラブルを回避できる
- 業務委託は場所や時間を拘束されず、クライアントからも直接命令を受けることがない働き方
- 契約書を自分で作成する場合は、書き方をきちんと学ぶかプロに任せた方が良い
- 個別に契約書を交わすことで、個人情報の漏洩や契約を終了できないなどのトラブルが起きる可能性がある
- 直接取引はクラウドワークスの規約に反するため、違約金100万円を支払わなければいけない
- 契約前にクラウドワークス外で連絡を取るのは、規約違反となる
- クラウドワークスでは本人確認やNDAなどのシステムがあるので、免許証や保険証を提示しなくて良い
- 「カンタン」「手軽」と記載されていて高報酬のものは、悪徳案件の可能性が高いので注意する
クラウドワークスでは契約書がなくても業務を始められますが、安心して取り組みたいなら契約書のやりとりも検討しましょう。
ただし、個人情報の取扱いや契約内容の確認には注意が必要なので、信頼できるクライアントか見極める必要があります。
安心して業務に取り組むためには、直接契約をもちかけてくるような怪しいクライアントの誘いには気を付けましょうね。
コメントを残す