クラウドワークスは手数料が高いと思っていませんか。
クラウドワークスの手数料はクライアントが無料で、ワーカーに関しては契約報酬額に応じて5%〜20%のシステム利用料を払います。
クライアントの手数料を無料にすることで、多くのクライアントが案件を発注できます。
案件が豊富ということは初心者でも仕事がしやすくなりますよね。
システム利用料以外にも口座振替手数料、クイック出金手数料などいろいろな手数料があります。
ここではクラウドワークスの手数料に関して、詳しい説明と経費として計上する方法、他社との比較などを説明していきます。
少しでも手数料を節約したいあなたはぜひ参考にしてくださいね♪
クラウドワークスの手数料がクライアントは無料!
クラウドワークスはクライアントのシステム利用にかかる手数料を無料に設定しています。
そのかわり、ワーカーの私たちから契約金額に応じて手数料が引かれます。
ワーカーには損なシステムのようですが、クライアントの手数料が無料であるため、クラウドワークスは案件が豊富なのです!
案件が豊富ということは、ワーカーにとっては好きな仕事を選べたり、他の職種にチャレンジできたり良いこともたくさんありますね♪
では、ワーカーの手数料がどれくらいかかるのかを詳しく解説していきます。
ワーカー側が支払う手数料は大きく分けて3種類ある
クラウドワークスを利用したときにかかる手数料には大きく分けて3つあります。
- システム利用料
- 口座振込手数料
- クイック出金手数料
仕事を受注したときの報酬金額よりも、振込金額が少ないとガッカリしますよね。
手数料の内容を理解していれば、無駄な手数料を払うこともないでしょう。
詳しく手数料の内容を説明します。
システム利用料は報酬額に応じて変わる
クラウドワークスで仕事を受注すると、受け取る報酬額に応じた手数料5%〜20%が発生します。
システム利用料の割合はこちらになります。
契約報酬額 | システム利用料 |
20万円超の部分 | 5% |
10万円超20万円以下の部分 | 10% |
10万円以下の部分 | 20% |
タスク形式での場合 | 20% |
この手数料に関しては仕事を契約するときの条件として表示されます。
受取金額に納得してからクライアントと契約しましょう。
手数料を引かれた報酬額が数十円となり労働力と見合わないこともあるので注意しましょう。
口座振込手数料は楽天銀行だと100円でオススメ
報酬が確定したらクラウドワークスから自分の銀行口座に振り込んでもらう必要があります。
そのときにかかるのが口座振込手数料です。
クラウドワークスからの振込手数料は楽天銀行が100円、それ以外の銀行は500円なので楽天銀行に指定しましょう。
500円と100円だと大分違いますよね。
楽天銀行にするだけで400円の節約になります。
この差は大きいので、まだ楽天銀行に口座を開設していない場合は今すぐ開設することをオススメします。
楽天銀行はネット銀行なのでスマホ1つで簡単に口座開設できますよ。
クイック出金手数料は出金額の5%なので極力使わない
クラウドワークスでは、報酬をすぐに受け取れるクイック出金というサービスがあります。
クイック出金を申請すると、報酬振込日が確定されていない分については、4営業日以内に出金することができます。
クイック出金手数料が出金額に対して5%発生し、さらに銀行振込手数料も差し引かれてしまうんです。
例えば50,000円を出金する場合、2500円が出金手数料、楽天銀行以外の振込は500円差し引かれ、受取金額は47,000円に。
出金額が高額であれば、それだけで手数料も高くなるため緊急時以外は利用しないでおきましょう。
このように大きく分けて3種類のシステム手数料がクラウドワークスではかかります。
クラウドワークスの手数料を経費にして節約しよう
システム利用料、銀行振込手数料、クイック出金手数料など、クラウドワークスは手数料がたくさん取られるイメージですよね。
手数料を少しでも節約する方法として、確定申告のときにクラウドワークスの手数料を経費として計上ができるんです。
クラウドワークスで仕事をして一定の収入がある場合は確定申告をする必要があります。
どのようなものが経費になるのか、確定申告が必要な条件、節約方法などをくわしく説明します。
確定申告のときに手数料は経費に計上しましょう
クラウドワークスで仕事をして20万円から48万円以上の収入がある場合は確定申告をする必要があります。
クラウドワークスで発生した手数料に関しては、必要経費になりますので、キチンと記録をして正確に計上しましょう。
経費として申告することで、所得税額をおさえることができます。
システム利用料、振込手数料を含む手数料は全て経費として申告することが可能です。
上記以外にも、インターネット料金や使用した文房具、クライアントとの打ち合わせでかかった移動費なども経費として計上できます。
経費として計上できる主な経費はこちらです。
- システム手数料…システム利用料・振込手数料・クイック出金手数料
- 通信費…インターネット料金・レンタルサーバー費など
- 消耗品…10万円未満のタブレット、ノート、ペンなど
- 旅費交通費…仕事のための移動費(電車やタクシー代など)
それ以外にも仕事でかかった経費などは細かく計上できるので、確定申告のときは計上するのを忘れないようにしましょう。
確定申告が必要な条件は本業か副業かによって変わる
クラウドワークスが本業が副業かで確定申告が必要になる条件が変わります。
- クラウドワークスが本業の場合:年間所得が48万円を超える
- クラウドワークスが副業の場合:年間所得が20万円を超える
クラウドワークスが本業の場合は、48万円を超える年間所得があると確定申告しなければなりません。
副業の場合は、年末調整を受けた給与所得以外の所得が20万円を超えるのであれば確定申告が必要です。
この額を超えない場合は、確定申告は不要です。
クラウドワークスの1年間の収入と入金通帳、仕事で使った経費のレシートなどは保管しておきましょう。
申告をしないと、延滞税・無申告加算税などのペナルティがかかるので注意してくださいね。
手数料を安くするには高額案件の受注を目指そう!
最初は大変かもしれませんが、ある程度の経験やスキルがある場合は、プロジェクト形式などの高額案件に挑戦してみましょう。
高額案件をゲットしてシステム利用料の一部を5%にすることで受取金額が高くなります。
初心者ワーカーはタスク形式の案件をやりがちですが、実はタスク案件は実績作りには適しません。
クライアントはタスク形式より業務の実績があるかどうかを見て採用します。
また、タスク形式案件は報酬額の一律20%がシステム利用料になるので、タスク形式以外で実績作りをして高額案件を目指しましょう。
初心者でもできるライティングで実績を作ろう
高額案件もチャレンジしたいけど、まずはコツコツ実績作りをしたい場合は、案件が豊富なライティングがオススメです。
クラウドワークスは初心者OKのライティング案件がたくさんあります。
その他職種の動画作成などは、ライトやマイクなどの初期投資が必要だったり・・・。
また、出品代行などは郵便局や宅配業社に出向く必要があったり、デパートに在庫確認など在宅でできないこともありますよ。
しかし、ライティングは初期投資や専門知識がなくても始められ、スマホやPCなどを持ち運べばどこでも作業ができるんです♪
また、ライティングはあなたのビジネススキルの向上にも役立ちます。
- 企画能力
- 文章を書くスキル
- SEOやマーケティング知識
- タイムマネジメント能力
このようなスキルが身につくため、他の職種や高額案件にチャレンジする際にもきっと役立ちますよ。
まずはこのように実績作りプラスビジネススキルを向上させてから、高額案件にチャレンジしてみましょう!
クラウドワークスの手数料を比較すると高い場合も?
クラウドワークスの手数料は、他社と比較すると高いとのウワサをよく聞きます。
大手クラウドソーシングサイトのランサーズは、クライアントが手数料5%で、私たちワーカーは一律16.5%となっています。
クラウドワークスと違い、ランサーズはクライアントにも手数料を取るんですね。
5〜20%の手数料のクラウドワークスと一律16.5%のランサーズだと一見どちらがお得か分かりにくいですね。
高額案件の場合はクラウドワークス、10万円以下の案件の場合はランサーズが受取金額が高いと覚えておきましょう!
では、どれくらい受取金額に差があるのか、受取金額の計算方法などを説明します。
10万円以下の案件はランサーズの方が受取金額が高い
10万円以下の契約報酬ではクラウドワークスは手数料20%、ランサーズが16.5%なのでランサーズの方が受取金額が多いです。
例として、10,000円と300,000円の案件のワーカー受取金額を比較してみましょう。
10,000円の案件 | 300,000円の案件 | |
クラウドワークス(ワーカー受取金額) | 7,800円 | 261,500円 |
ランサーズ(ワーカー受取金額) | 8,350円 | 250,500円 |
クラウドソーシングでは1万円以下の案件が比較的に多いことを考えると一律16.5%のランサーズが全体的にはお得かもしれません。
こう見ると、クラウドワークスの手取りがおかしいと思いませんか?
クラウドワークスはワーカー受取金額の計算式が少し複雑になります。
では、ここから受取金額の計算方法を説明します。
クラウドワークスの受取金額は計算方法に注意
クラウドワークスの計算式はこちらになります。
このように、細かく消費税などが引かれるため、クラウドワークスでの受取金額は注意が必要になります。
例えば、10,000円(税込)の契約報酬で仕事を受注した場合をこの計算式で計算するとこうなります。
- 10,000円 のシステム利用料 20%=2,000円
- 2,000円×10%(消費税率)=200円(消費税)
上の2つを足した手数料が2,200円
- 10,000円 – 2,220円=7,800円
ワーカーが受け取る額は7,800円になります。
高額案件の場合はさらに複雑になります。
契約金額が300,000円(税込)の場合はこちら。
- 10万円以下の部分のシステム利用料20%=20,000円
- 10万円超20万円以下の部分のシステム利用料10%=10,000円
- 20万円超えの部分のシステム利用料5%=5,000円
上の3つを足したシステム利用料が35,000円
- 35,000円(システム利用料(税抜))×10%(消費税率)=3,500円(消費税)
全てを足した手数料が38,500円
- 300,000円ー38,500円=261,500円
ワーカーが受け取る額は261,500円になります。
300,000円全体に対して5%ではなく、各部分に対して決まった手数料が細かく引かれるのです。
300,000円の仕事1つと100,000円の仕事3つでは、1つ300,000円の方が受取金額が27,500円高いということになります。
複雑すぎて、たくさんのワーカーが間違えていそうですね。
思っていた金額より多く引かれていると思ったら、計算が間違っている可能性があるので、気をつけましょう。
まとめ
- クラウドワークスの手数料はクライアントが無料だが、ワーカーにはいろいろな手数料がかかる
- 手数料は大きく分けてシステム利用料、口座振込手数料、クイック出金手数料の3種類ある
- クラウドワークスのシステム利用料は報酬額に応じて5%〜20%に変わる
- 口座振込手数料は楽天銀行だと100円なのでオススメ
- クイック出金手数料は出金額の5%と振込手数料がかかるので、極力使わない
- クラウドワークスの手数料は確定申告で経費に計上して節約できる
- 確定申告が必要な条件は本業か副業かによって変わるので注意
- 初心者でもできるライティングで実績を作ってから高額案件にチャレンジするのがオススメ
- 契約報酬が10万円以下の案件であればクラウドワークスよりランサーズの方が受取金額が高くなる
- クラウドワークスは10万円以下の案件を多数受けるよりも、高額案件を1回受ける方が手取りがUPする
クラウドワークスのクライアントとワーカーの手数料を説明しました。
クラウドソーシングで仕事をする限り、手数料は必ず取られてしまうのでうまく節約して気持ちよくお仕事したいですね。
クラウドワークスはクライアント側が手数料無料のおかげで初心者でも応募しやすい案件が多数あります。
あなたも手数料と上手にバランスを取りながらクラウドソーシングで仕事をしてみてはいかがでしょうか。
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