webライティングはパソコン1つでできる人気の高い仕事です。
最近はwebライティングの仕事は需要が高く、ライバルも増えてきました。
ライティング初心者の場合は、何か資格を取ってライバルと差をつけたいと思うのではないでしょうか。
そこで、初心者におすすめのwebライティングの資格5選を紹介していきます。
特に、おすすめなのは難易度が低いwebライティング技能検定です。
こちらはwebライティング技能検定講座という講座から多く出題されるため、受講すればきっと合格できるはずです。
オンライン試験なので受講しやすいというメリットもあります。
ここでは、資格の詳細やメリット、各検定合格に向けておすすめの通信講座も紹介しています。
webライティング資格検定のおすすめ5選!
webライティング資格がなくても、誰でもチャレンジできる仕事です。
しかし、クライアントが似たようなプロフィールのwebライターの中から1人だけ選ぶ場合、資格の有無は大きな差になります。
きっとクライアントは資格を持っているライターを選ぶでしょう。
そこで、初心者が合格しやすい難易度の低いwebライティング技能検定などおすすめ資格5つを紹介します。
- webライティング技能検定
- webライティング能力検定
- 日本語検定
- ビジネス著作権検定
- SEO検定
あなたに合った資格を取得して、クライアントへ自分のスキルをアピールしましょう!
では、どのような資格検定なのか、それぞれ詳しい内容を説明していきます。
初心者におすすめのwebライティング技能検定
Webライティング技能検定は、2015年より日本クラウドソーシング協会が運営しているライティング技術のオンライン検定です。
難易度が低く合格率が高いため、何か資格を取りたい初心者におすすめの資格検定です。
オンライン試験のため、手軽に受験できます。
合格者は「webライティング実務士」に認定され、一部のクラウドソーシング会社から紹介や報酬アップなど特典が受けられます。
- 費用…41,000円(受験料6,000円+講座32,000円+認定書3,000円)
- 試験時間…90分
- 内容…4択問題50問(50点)、実技ライティング問題4問(200点)計54問(250点満点)
- 難易度…低い
- 合格率…55%(8割以上の理解度で合格)
- 受験対象者…「たのまな」のwebライティング技能検定講座の受講者
- 受験方法…オンライン
受験するには、通信講座「たのまな」のwebライティング技能検定講座を受講する必要があります。
受験費用より、講座受講の価格が高いので注意しましょう。
基礎的スキルが身に付くwebライティング能力検定
2012年から一般社団法人日本webライティング協会が運営する検定試験です。
この試験は、webライティングの仕事をする上での基礎的スキルを問われる問題がたくさん出題されます。
そのため、何から初めて良いかわからない初心者の場合はひととおり勉強できる、こちらの試験もおすすめです。
この先、webライターと続けていく上で重要なライティングの基礎を身につけることができますよ!
試験は得点に応じて1〜3級、不合格と判定されます。
「webライティング」「日本語」「SEO」「法律」など、webライターになるための基礎的なスキルを問われます。
- 受験費用(教材込み)…13,500円(学生6,750円)※DVDセットの場合19,800円(学生9,900円)
- 試験時間…90分
- 内容…5科目4択問題計72問(72点)、ミニ論文(16点)(合計88点満点)
- 難易度…中レベル
- 1級合格率…25~30%
- 有効期限…2年間(更新料12,000円)
検定受験の費用には教材が含まれています。
学生は半額になるので、学生の間にチャレンジするのも良いですね。
資格の有効期限は2年間で、更新する場合は別途費用12,000円が必要です。
難易度の高い日本語検定合格は強いアピールになる
日本語検定は文部科学省認定の資格試験で、日本語の文法や語彙力など内容はさまざまです。
検定は1〜7級まであり、参考書なども充実しているため受験しやすいです。
webライティングの仕事で活用するなら、難易度は高いですが2級以上の取得がおすすめです。
特に1級は社会人上級レベルであることから、高い日本語能力をクライアントにアピールでき、あなたの強みになります。
ライター初心者でも国語が得意な場合はこちらの検定をチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
webライターとして活動するには、正しい日本語や文法で文章を作成できることが必要です。
日本語検定2級以上は、しっかりとしたあなたのスキル裏付けになります。
- 費用…(1級)6,800円、(2級)5,800円
- 試験時間…60分
- 内容…問題は「語彙、文法、敬語、言葉の意味、表記、漢字」の6領域から出題。解答は選択式がメインで、漢字の書き取りなどの記述式や、長文問題・グラフ・表・イラストマップなどを使った総合問題も出題される。
- 難易度…(1級)社会人上級レベル、(2級)大学卒業レベル~社会人中級レベル
- 合格率…(1級)9%、(2級)10%
- 受験日…年2回
日本語の基礎知識やルールなどを深く学べるので、合格したら実戦ですぐにいかせますね!
将来的にwebライティングの校正などをしたい場合は、この資格はとても有利になるのではないでしょうか。
また、日本語検定は就職や転職などで優遇される企業が全国に多くあります。
日本語検定のHPに資格保持者を優遇する企業のリストがありますので、就職の際には参考にしてください。
ビジネス著作権検定の難易度は低く初心者におすすめ
ビジネス著作権検定は、サーティファイ著作権検定委員会が運営している著作権関連の資格検定です。
著作権の正しい基礎知識を問われるため、この資格を取得しているとクライアントへの信頼度が上がります。
資格検定のレベルはBASIC、初級、上級の3つで、難易度は低いため初心者にもおすすめの検定です。
BASICは個人での申し込みはできず、団体受験のみ可能です。
著作権侵害はクライアントが一番気にすることで、あなたがwebライターとして活動する上で必ず必要な知識です。
盗用した記事などはSEOにおける評価が低くなり、あなたが責任を負わなければならない可能性もあります。
著作権の知識を持つことはあなた自身の身を守ることにもつながりますよ。
- 費用…(初級)5,100円、(上級)8,000円
- 試験時間…(初級)60分、(上級)90分
- 内容…選択式マークシート(初級)問題数30問、(上級)問題数40問
- 難易度…(初級)低い、(上級)中
- 合格率…73%ほど
- 受験日…(初級)年3回、(上級)年2回
- 受験方法…オンライン
上級に合格した者は、国家資格である「知的財産管理技能士」の受験資格が与えられます。
知的財産管理技能士の試験も合格率40%と、特に高くないのできちんと勉強すれば合格を狙えますよ!
SEO検定でwebライターとしての信頼度アップ
SEO検定は、一般社団法人全日本SEO協会が運営する検定試験です。
この検定に合格することで、上位検索結果に表示されるスキルを持ったwebライターという証明ができ、信頼度がアップします。
1〜4級に分かれており、難易度は高くありません。
それぞれ出題内容や範囲が異なっており、すべての級を取得することで、SEO全般の知識が得られる構成です。
年々、受験者が増加しているので、難易度もあがる可能性があります。
何かしら、SEOの資格を取得したい場合は今のうちにチャレンジしてみてください。
- 費用…(4級)5,000円、(3級)5,000円、(2級)6,000円、(1級)8,000円
- 試験時間…90分
- 内容…選択式マークシート80問
- 難易度…低〜中
- 合格率…平均70%
SEOは、執筆した記事をweb検索で上位表示させるための欠かせない技術ですので、クライアントへの強いアピールになりますよ。
上位検索結果に表示される記事を書くスキルを持ったWebライターを欲しがるクライアントも実際多いです。
私はいくつかのクラウドソーシングサイトに登録していますが、SEOの知識があるライター募集をよく見ます。
試しにクラウドワークスで「SEO」と検索すると400件以上の案件がヒットしました。
SEO記事のライターは高額案件も多くあるので、この資格があれば案件獲得のチャンスが増えるでしょう。
webライティング資格のメリットは他との差別化
資格を得ることはwebライターにとってはメリットですが、なくても特に困りません。
webライティングの仕事は資格がなくてもやる気さえあれば、独学で始めることができます。
簡単な記事しか書いたことがなくても、「webライターです。」と名乗ることはできるのです。
しかし、誰でもできるからこそ資格を取ることで、他のライターとの差別化ができることは大きなメリットです。
webライターとして「スキルアップして、収入を上げたい!」という場合は、資格試験に合格して強みを手に入れましょう。
ここでは、資格を得ることでのメリットやデメリットを説明していきます。
資格も持つことで他のwebライターと差別化できる
今後、ますますリモートワークなどが進み、副業が当たり前の時代になるかもしれません。
そうなると、誰でも挑戦しやすいWebライターが増加することが予想されています。
資格はクライアントとの信頼に繋がるので、案件獲得時などで他のライターよりも選んでもらえる可能性が期待できます。
資格によりスキルが証明されるので、クライアントへ強いアピールができますね。
記事の信ぴょう性もますので、高単価案件を獲得できるチャンスも増えます。
ライターは実績が重要視されやすいので、初心者の場合は最初の案件獲得が大変かもしれません。
しかし、資格を持っていることで少しでも案件獲得のハードルが下がるのではないでしょうか。
資格の勉強でライターとしてスキルアップできる
webライティングの資格にはいろいろありますが、実践的な内容のものが多いです。
そして、資格を取るための勉強をする中で、必ずあなたのスキルアップにつながるでしょう。
国語力、語彙力、SEOの知識など参考書には実際、webライティングに使うスキルが盛りだくさんです。
資格の勉強は、ライティング初心者から実践レベルまで多くのことを勉強できます。
あなたが長くwebライターを続けたいのであれば、必ず役立つ知識が資格検定から学べるはずです。
初心者はwebライティングの内容や構成を知ることができ、現役ライターも案件獲得を有利にする可能性が高いです。
難易度はさまざまですが、どの資格も努力なしでは合格できません。
きっと、資格を持つことでクライアントにも努力できる人物という印象を与えることができるでしょう。
資格取得は、クライアントの信頼を獲得して高単価、継続案件をゲットする第一歩です。
webライターとしての自信につながる
資格をとるために勉強したこと、資格を持っていることはあなたの自信につながります。
特に、初心者の場合は資格を持っていることでモチベーションにもつながり、心理的にもプラスです。
「私は正しい日本語が書ける!」「私はSEOの知識があるから大丈夫!」と、案件も自信をもって受けることができるでしょう。
合格のための努力や知識は必ずあなたの財産になるはずです!
資格を持っていたら、安心というわけではありません。
しかし、あなたの心の余裕につながるのではないでしょうか。
ライティングスキルはさまざまな仕事で応用できる
webライティングスキルを身につければ、さまざまな仕事や場面で活用できます。
例えば、事務分野ではメールや資料作成、AI分野ではホームページ作成や構成でライティングスキルを使います。
また営業の分野でもコピーライティングやSEOを学んでいれば、販売や集客に必要な知識をすでに習得しています。
例を挙げればきりがないほど、ほとんどの仕事でwebライティングのスキルは生かされるはずです。
また、webライターを続けていくと、編集者であるディレクターやSEOコンサルタントになる道もありますね。
webライティングの資格をとるデメリットとは?
資格を取ること自体には大きなデメリットはありません!
しかし、注意点として下記をあげることができるでしょう。
- 資格を取得しても直接単価アップや案件獲得にはつながらない
- 更新費用が必要な資格もあり、受験にもお金がかかる
どの資格も、資格を取ってから得た知識やスキルを生かして稼ぐのが目的です。
よって、資格を取ってからあなた自身がアピールして、単価交渉や案件応募しないと資格の意味はありません。
webライティングの世界では、基本的には資格より実績が重視されます。
資格を取った後に、資格で得た知識を生かして、良い記事やコンテンツを書くことで、案件獲得につながります。
また、受験や勉強には必ずお金がかかります。
独学で勉強しても、やはり参考書などは購入するでしょうし、更新が必要な検定資格もあります。
受験と講座受講がセットになっている物も多いので、しっかり確認してから申し込みをしましょう。
webライティング資格の勉強は通信講座がおすすめ
webライティングの資格を取るためには勉強しないといけません。
資格によって、講座を受講しないと受験できない資格もあります。
いろいろなテキストや通信講座がありますので、あなたが無理せず続けられる勉強方法を選びましょう。
おすすめは自分のペースで空き時間にも勉強できる通信講座です!
通学制のスクールの場合は、時間が指定されていたり、先生にうまく質問できなかったりする場合があります。
しかし、通信講座であれば好きな時間に、好きな場所で受けることができ、質問があればメールでできます。
本業の仕事が忙しい場合や、育児休業中などで外になかなか出れない場合は、通信講座を受講してみましょう。
では、ここでは資格をとるための勉強方法を通信講座をメインで説明していきます。
検定 | 受験料 | おすすめ学習法 |
webライティング技能検定 |
6,000円 | 「たのまな」32,000円 |
webライティング能力検定 |
13,500円(学生6,750円)教材費込み | 受験料+DVDセット19,800円(学生9,900円) |
日本語検定 |
(1級)6,800円 (2級)5,800円 |
「ユーキャン」2,980円×10回払い |
ビジネス著作権検定 |
(上級)8,000円 (初級)5,100円 |
「eラーニング」 (上級)6,600円 |
webライティング技能検定講座は合格まで徹底サポート
webライティング技能検定は、「たのまな」のwebライティング技能検定講座を受けないと受験できません。
- webライティング技能検定講座…32,000円(税込)
仕事を受けるための基礎知識や、webライティングにおける文章ルールを実践的な問題集に納めています。
わからない所は何度でも質問でき、テスト合格までを徹底にサポートしてくれます。
問題集などの7つの教材とweb模擬試験3回で構成されており、内容がかなり充実しています。
合格率も高く、この講座の中から問題が多数出題されています。
口コミではこの模擬試験は本番と同じようなオンライン形式で、一番役に立ったとありました。
本番と同じ形式だと本試験での緊張がかなり減らせるでしょうし、3回もできるのはお得ですね。
webライティング能力検定は模擬試験付き教材がセット
webライティング能力検定の公式テキストは、日本webライティング協会独自の教材で一般販売はされていません。
検定受験と教材はセットになっていますので、検定に申し込みをすると教材のPDFデータが送られてくることになっています。
テキストではライティング知識、SEOや法律、炎上対策などwebライター以外の職業でも役立つ知識がわかりやすく勉強できます。
公式テキストには模擬試験もついているので、万全の体制で受験できそうですね。
また、「1級を確実に取得するための7ステップ」というDVD付きのセットプランもあります。
- 19,800円(学生9,900円)受験料込み
こちらは、レジュメとミニ論文添削、メールで質問を3回できるので、1級を必ず受かりたい場合はおすすめです。
また、DVDを見て勉強しても、1級または2級に合格出来なかった場合には検定費用以外の全額を返金してもらえます。
日本語検定対策は本番と同じ形式のユーキャンが良い
日本語検定は公式テキストなどが一般販売されているので、独学での勉強はすぐに始められます。
しかし、独学だと不安でモチベーションが保ちづらいという場合は、ユーキャンの通信講座がおすすめです。
検定委員会監修のカリキュラムを採用しているため、本番と同じ形式で学べるのが特徴です。
- メインテキスト:3冊
- 副教材:過去問題集2冊(3級、2級 各3回分ずつ)、添削課題集1冊、必修単語集1冊、ガイドブック1冊、添削・質問関連書類一式
- 添削:2回あり(第1回3級模試、第2回2級模試)
- 質問:あり(1日3問まで)
- 月々2,980円×10回払い
少し価格は高いですが、合格までのスケジュールが組み込まれ、サポート体制も充実しています。
通信講座の専用のテキストがあるので本屋さんで教材を選ぶのに迷わないのも良いですよね。
金銭的に余裕のある場合はぜひ検討してみましょう。
ビジネス著作権検定はeラーニング講座がおすすめ
ビジネス著作権検定にはそれぞれ運営会社がeラーニング講座を販売しています。
たっぷり6時間ある動画で、初心者でも分かりやすく解説しており見応え十分です。
確認問題集や解説はダウンロードして受講できます。
- web講義(約6時間)
- 受講の手引き
- 講義録
- 確認問題集
- 確認問題解説
※2〜5はダウンロード教材です。
- (初級)4,400円
- (上級)6,600円
著作権は言葉ではなじみがあっても、詳しい内容まで知らないことが多いと思います。
webライティングを仕事としている場合は、必ず知っておかなければいけない非常に重要な内容です。
著作権法違反は、ライター自身だけでなく掲載先の社会的信用を大きく失落させることになります。
これは、将来あなたがクライアント側になったときにも役立つ知識になりますね。
動画では要点や出題傾向なども分かりやすく解説しています。
それに加え、過去問もあるのでしっかり試験に備えることができるでしょう。
SEO検定はダウンロード学習コースでお得に合格
SEO検定にはダウンロード学習コースという受験料込みのお得な学習パックを申し込むことができます。
ダウンロード学習コースには以下の内容が含まれています。
- DF版の公式テキストと問題集・過去問
- オンライン版+ダウンロード版の講座ビデオ
- 試験受験料金
- 認定証発行料金
価格…(4級)12,000円、(3級)14,000円、(2級)18,000円、(1級)20,000円
SEO検定では公式テキストから問題が多数出題されます。
各動画は10~20分程度で、内容もとても充実しており、初心者にも優しい丁寧な解説で勉強がはかどるでしょう。
独学で勉強する自信がない場合は、このダウンロード学習コースがおすすめです。
まとめ
- 初心者はwebライティング技能検定が、難易度も低くておすすめ
- webライティング能力検定は、仕事をする上での基礎的なスキルを問われる
- 日本語検定は、2級レベル以上を合格してクライアントにアピールしよう
- ビジネス著作権検定の難易度は低いがwebライターには必ず必要な知識なので、受験して損はない
- SEO検定は上位検索に欠かせない技術を持っている証明になるので、クライアントへのアピールになる
- 資格を持つことで他のライターとの差別化ができ、webライターとしての自信や強みにつながる
- ライティングスキルは他の仕事でも応用して使えるスキルなので、資格も生かされる
- webライティング資格は独学で勉強するより、通信講座で勉強する方が時間も有効に使え、自分のペースでできるのでおすすめ
- webライティング能力検定のDVDセットコースは、もし合格しなかったら返金されるのでおすすめ
webライティングは資格がなくても、誰でもできる仕事です。
しかし、今後webライターが増えてきたときに、より専門的で信頼できる正しい内容の記事を書ける者が求められます。
資格を持っていると、企業への信頼も増し、より幅広い業務に対応でき、あなたの自信にもつながりますね。
まずは、興味がある分野について理解を深める手段として、資格取得を目指してみてはいかがですか?
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