せっかくマッサージへ行ったのに、次の日からなんだか体がだるいなと不安に思っているあなた。
私もマッサージを受けた当日は体が軽いと感じていたのに、次の日に体がだるくなってしまったという経験があります。
体の不調を改善するためにマッサージへ行ったのに、なぜ体がだるくなってしまうのか気になりますし不安ですよね。
ですが安心してください。実はこのだるい原因は、血液やリンパの流れが促されて体の状態が正常に戻っている証。
この記事では、マッサージを受けた次の日に体がだるい原因と対処法についてご紹介していきます。
読むことで不安も解消されること間違いなしです!
また、体に良い反応である好転反応と、よく耳にする揉み返しについても解説していきますので、是非参考にしてみてくださいね。
マッサージを受けた次の日に体がだるい原因と対処法!
せっかくマッサージへ行って癒されたのに、次の日に体がだるくなってしまうのはつらいですよね。
マッサージを受けたことによる悪い反応なのか、もしくはなにかの病気なのかと不安なあなた。
実はこのだるい原因、血液やリンパの流れが促されて体の状態が正常に戻っている証ですので安心してください!
こちらでは、マッサージを受けた次の日に体がだるい原因と対処法、そして注意点をご紹介していきますね。
マッサージを受けた次の日に体がだるい原因を解説!
マッサージを受けると、今まで滞っていたリンパや酸素の流れが良くなります。マッサージを受けるとリンパの流れが良くなるというのは、よく耳にしますよね。
リンパや酸素の流れが良くなると、蓄積されていた老廃物や毒素が体中を巡って体の不調が正常な状態へと戻されます。
その変化に体が耐えられずに、マッサージを受けた次の日に体がだるい、という反応が出てしまうのです。
この反応を好転反応というのですが、実はこれが回復の証。
体がだるくなってしまうのはつらいですが、回復の証ということは体に良いだるさともいえます。このだるさは2~3日で治まりますので、安心してくださいね。
厚生労働省はこのような好転反応に科学的根拠がないと明示しているため、2~3日で症状が治らない場合は医療機関に行くようにしてください。
マッサージを受けた次の日に体がだるいときの対処法!
体に良い反応とはいえ、だるさをできるだけ解消したいですよね。
そこで、マッサージを受けた次の日に体がだるいときの対処法をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
- 水分をたくさん摂る
水分をたくさん摂ることで血流が良くなり、体の細胞に酸素や栄養をたくさん送り届けることができます。
細胞へ酸素や栄養をたくさん届けることで、細胞の免疫力も上がり体の回復力アップに繋がるため、いつもより水分をたくさん摂るようにしましょう。
また、栄養を届けるだけではなく、水分を摂ることで体に溜まった毒素や老廃物の排出を促してくれます。
もちろん常温の水でも大丈夫ですが、あなたの好きなハーブティーやカフェインレスのお茶を選んで、心と体をリラックスさせることもオススメです♪
- お風呂にゆっくりと浸かる
たくさん汗を流して、代謝を促進させるようにしましょう。汗をたくさん流すためには、実は呼吸がとても大切。深呼吸や腹式呼吸をすることで発汗作用が大きくなります。
- だるさがつらい場合は体をゆっくり休める
だるさを強く感じる場合は、無理をせずに体を横にして休めるようにしましょう。
マッサージを受けた次の日に起こる好転反応について
上記ではマッサージを受けた次の日に体がだるい原因と対処法についてご紹介いたしましたが、そもそも好転反応とはどんな反応なのか疑問に思いますよね。
実は、好転反応はだるさだけではなく、眠気や熱などの症状が現れる場合があります。
ですが上記でもお伝えしたように、好転反応は体が回復をしている証です。
好転反応が起こるということは、それだけ体が回復できる力を持っているということ。
好転反応について詳しく知っておくことで、今後マッサージを受けた次の日に反応が出てしまっても不安になることがなくなりますので、是非参考にしてみてくださいね。
マッサージをした次の日に好転反応が起こる理由!
なぜ好転反応が起こるのかというと、筋肉がほぐれて滞っていた老廃物や毒素が血液中に流れ、その流れた老廃物や毒素が体に影響を及ぼすから。
そのため、好ましい方へ転じるという意味合いから好転反応という名前で呼ばれています。
好転反応は4つの種類がある!それぞれ解説します!
好転反応には大きく分けて4つの種類があります。それぞれ内容を詳しくご紹介していきますね。
弛緩反応とは、マッサージを受けた後に筋肉がほぐれることで、これまで溜まっていた老廃物や毒素が体中を巡る反応のこと。
今まで機能していなかった体の器官などが毒素や老廃物に対応できず、だるさや熱などの症状が現れます。
だるさや熱が出たときは、体を横にして安静にしましょう。また、水分をとることで解毒効果がありますので、いつもより多めに水分補給をするようにしましょう。
過敏反応とは、マッサージを受けた箇所に血液が流れ込んできて、体中の壊れた組織を作り変えようとして起こる反応のこと。
マッサージを受けた箇所に痛みやかゆみなどの症状が現れます。
痛みや炎症が出たときも、体を横にして安静にしましょう。また、かゆみが出た場合はかかずに冷やして落ち着くのを待ちましょう。
排泄反応とは、体に溜まった老廃物や毒素を体の外へ排出する反応のこと。
吹き出物や発疹だけではなく、下痢などの症状が現れます。
下痢などによって体の外に水分が運ばれるため、脱水症状を引き起こす可能性もあります。
そのため、体の外に老廃物や毒素を出すためにも、できるだけ多く水分を取るようにしましょう。
マッサージを受けたことで凝り固まった筋肉がほぐれて、汚れてしまっていた血液が一時的に体内を回り始める反応のこと。
それによって、吐き気や腹痛などの症状が現れます。
吐き気や腹痛が現れると不安になりますが、2~3日で回復しますので体を横にして安静にしましょう。
好転反応が起こりやすい人の特徴や今後の注意点
上記でもご説明したように、好転反応は体に溜まった毒素や老廃物が流れて体が回復をしているときに起こります。
そのため、普段から下記のような生活をしている場合は好転反応が起こりやすいです。あなたは当てはまっているかどうか、チェックしてみてくださいね。
- 普段から極度に疲れている
- 強いストレスを抱えている
- 昼と夜が逆転している
- 睡眠不足である
- 栄養がきちんと摂れていない
- 運動不足である
- 長期間服用している薬がある
マッサージを受けた次の日に起こる揉み返しについて
揉み返しという言葉はよく耳にしますが、どういった反応のことかご存じでしょうか。
実は、揉み返しはマッサージによって筋肉が傷ついたときの炎症による反応のことなんです。
好転反応と揉み返しの違いについても分かりやすく解説していきますので、是非参考にしてみてくださいね。
好転反応と揉み返しの違いについて解説!
好転反応については上記でもご説明したように体にとって良い反応ですが、実は揉み返しはマッサージによって筋肉が傷ついたときの炎症によるものなんです。
マッサージの力が強すぎたり、施術するツボを間違えたりすると筋膜が傷つき揉み返しが起こることがあります。
筋トレをした後に筋肉痛になりますが、これは筋トレで筋肉の繊維が傷ついたから。
揉み返しも同じように、施術によって筋肉の繊維が傷つくため揉み返しが起こります。
実は私も以前、マッサージを受けて揉み返しの症状が現れたことがあります。
脚のマッサージを受けたのですが、痛かったら言ってくださいねと声をかけていただいたのにも関わらず、強い方が効くだろうと思い、痛くても我慢してしまいました。
その結果、次の日に両脚が激痛。筋肉痛のような痛みがなかなか治りませんでした。
このように施術した箇所が痛かったり凝りが余計にひどくなる場合は、好転反応ではなく揉み返しの可能性があります。
次に、揉み返しが起きた時の対処法についてご紹介していきますので、揉み返しかもと思われているあなたは、是非参考にしてくださいね。
揉み返しが起きたときの対処法と注意点について
揉み返しは筋肉が傷ついてしまったことによる炎症のため、保冷剤や氷水などでクールダウンをさせましょう。
揉み返しにより頭痛の症状が起きている場合は、鎮痛剤を飲んで痛みを抑えることで楽になります。
そして痛みを緩和するためにも激しい運動はせず
まとめ
- マッサージを受けた次の日に体がだるい原因は体の状態が正常に戻っている証
- 2~3日で症状が治らない場合は医療機関に行くようにする
- マッサージを受けた次の日に体がだるいときは水分をたくさん摂る
- マッサージを受けた次の日に体がだるいときはお風呂にゆっくりと浸かる
- だるさがつらい場合は体をゆっくり休める
- 薬で抑えてしまうと不調が長引いてしまう可能性がある
- 好転反応には弛緩反応・過敏反応・排泄反応・回復反応の4つの種類がある
- 好転反応が起こりやすい人の特徴がある
- 揉み返しはマッサージによって筋肉が傷ついた時の炎症による反応
- 揉み返しが起きたときはクールダウンさせて安静にする
- 揉み返しにより頭痛の症状がある場合は鎮痛剤で痛みを抑える
マッサージを受けると、癒されて心も体も軽くなりますよね。
つらい反応が出ないように、普段から毒素や老廃物を溜めないよう規則正しい生活を心がけていきましょう!