クラウドワークスには仕事を効率よく、かつ安心して行うためにいろいろな支払方法があります。その中で「追加で支払い」も支払い方法のひとつですね。
しかし、どんなときに使うのか分からないままで「本当にこれでいいのかな?」と不安に思っていることでしょう。
用途を理解せず使うと、ワーカー側とトラブルになり、お互いに嫌な思いをすることになってしまいます。
報酬面で認識の違いがおきて、お互いにイライラしたり、落ち込んだりしてしまいますよ。
クラウドワークスの「追加で支払い」は、完了している仕事に対して追加で報酬を支払う場合に使います。
今回は、クラウドワークスの「追加で支払い」の意味をお伝えして、気持ちよくお取引する方法をお伝えしていきますね。
クラウドワークスの規約を守り、正しく利用できるとワーカーから信頼できるクライアントだと認められますよ♪
クラウドワークスの追加で支払いとは?他の機能も紹介
クラウドワークスの機能である「追加で支払い」とは、すでに完了している仕事に対して、追加で支払う報酬のことです。
クラウドワークスでは、通常クライアントが契約金額を定めて、ワーカーとお互いが納得した上で契約しますよね。
しかしその仕事中で、発注した仕事につかう資料を購入したときや、思ったより仕事量が増えてしまったときもありますよね。
このような費用や報酬をお支払いするとき、「追加で支払う」を使います。
例えば、契約内容は文章を書いてもらうだけなのに、別途で画像を用意してもらったとします。
無料の画像もありますが、必要な画像が有料でしか用意できないときなどに、ワーカー側が先に支払い用意してくれることがあります。
このようなときに「契約完了時に別途でかかった費用は、追加でお支払いしますね。」と使う機能なのです。
クライアントとワーカー両者の間で、「本当に必要な経費の購入であるか?」「金額はいくらなのか?」など、よく話し合うことをオススメしますよ。
意味を理解しないまま使うとトラブルの元になるので、きちんと理解して「追加で支払い」の機能を使いましょう。
継続案件を発注するなら新たに別案件でスカウトしよう!
継続して同じワーカーに仕事を依頼したいときは、スカウト機能を使って新しく別案件を立てて、再契約を結びましょう。
「追加で支払い」は、本来の意図とは違う機能ですので、ワーカーを不安にさせてしまいますよ。
顔の見えない相手とのビジネスだからこそ、正式な契約を交わし信頼関係が築けるように努めることが大事です。
クラウドワークスの使い方を正しく理解して、トラブルなく気持ちの良いお取引ができるよう心がけてください。
スムーズにお取引ができたら、気持ちよく仕事が進んで仕事の効率アップにも繋がるので嬉しいですよね♪
契約金額の変更をしたいときは条件変更リクエスト
契約金額を見直したいときは、「条件変更リクエスト」機能を使いましょう。
「条件変更リクエスト」は、仕事内容の変更などがあり契約金額を変更したい時に使える機能です。
ワーカーとのメッセージ画面上の中央より左側に、青いボックスがあります。
その青いボックスの中に「条件変更リクエスト」と表示されているので、そこをクリックしましょう。クリックすると、契約金額を変更できますよ。
金額を変更するにはワーカー側の同意が必要なので、一度メッセージを送ってから「条件変更リクエスト」を送ると親切ですね。
メッセージを送る時は、相手を思いやる言葉を選んで丁寧に対応するとあなたの信頼度がアップしますよ♪
そして長期間継続して、「いくつかまとめて仕事を発注したい」とお考えなら、マイルストーン払いがオススメです!
マイルストーン払いはひとつの契約で「検収」を複数回行えるため、クライアントであるあなたの手間が省けます。
同じ内容の案件を分割して継続的に発注できるので、同じ相手と長くお付き合いをしたいと考えているならピッタリの方法ですね!
そして、マイルストーン払いは予算を決めて分割で支払うことができるので、一度にまとまった金額を仮払いする必要はありません。
例えば、3,000円の記事を20回書いてもらうとすると【3,000×20】なので60,000円ですよね。
マイルストーン払いは、その60,000円を分割で支払うことができるのです。
まとまった費用を先払いせずにワーカーと長く契約が結べるので手間がかからず、とっても便利な方法ですよね♪
追加で支払いは、「後払い機能」として使わない!
クラウドワークスですっごく筋がいい人に出会ったら、「決まっていた仕事だけでなく他の仕事もお願いしたい」と思いますよね。
その場合、追加分の仕事報酬は「追加で支払い」または「条件変更リクエスト」で仮払いをする、または別案件を立てて改めてお願いしましょう。
『作業完了後に、「追加で支払い」から追加報酬をお支払いします。』と約束をしたとしても、ワーカー側からすれば「口約束」の状態なので報酬をもらえる確約がありません。
またこれは残念な話ですが、クライアントの中には「追加で支払い」という機能を悪用して、仕事をしてもらったのに報酬を払わない人も存在します。
「まさか、この人も報酬を支払わない気なの?」と、ワーカーから疑われてしまいます。
「ワーカーが仕事をしたのに報酬が支払われない」のような金銭トラブルを防ぐため、クラウドワークスの「仮払い制度」があります。
契約時にクラウドワークスが、クライアントからワーカーの報酬を一旦お預かりしているんです。
さらにクラウドワークスは、クライアントの代わりに「検収」を行い、報酬を確定することもあります。
仮にクライアントが雲隠れしたときでも、クラウドワークスがワーカーへ報酬をお支払いできるよう、「代理人」の役目も担ってるんですよ。
ちなみに追加報酬が支払われた場合、検収作業が行われる前に「報酬欄」のところへ書き込まれますので分かります。
「追加で支払い」をされた報酬はクライアント側で取り消しが効かなくなります。決定事項になれば、確実に信用できますね♪
ワーカーが仕事に費やした時間が無駄になってしまわないように、クライアントであるあなたが報酬に関してきちんと管理してあげましょう。
お金のやり取りがきちんとできていると、ワーカーも信用しやすくなります。仕事の継続が長くなり、末永くお付き合いができますね♪
追加で支払いをしたい場合に気を付けること
契約金プラスアルファで報酬を渡す「追加で支払い」は、取り消しができません。
「追加で支払い」をすると、支払いを行った時点でワーカーの報酬が決定し、クラウドワークスのシステム上、取り消しができないのです。
一度支払ってしまったものは返ってこないこと、それを十分理解した上でお支払いしてください。
そして、案件が完了していない場合だと検収は行えないので、契約金額は発生しませんが、追加で支払った分は案件が終了していなくてもワーカー側へ支払われます。
誰だってリスクを背負うのは嫌ですよね。機能の特性を理解して使用しないとこのような嫌な思いをしてしまいます。きちんと理解して使用しましょうね。
ちなみに、「追加で支払い」は1契約につき5回までは追加で支払うことが可能です。
そしてコンペ形式だと、「追加で支払い」の機能はありません。
コンペ形式だった場合は、スカウト機能を使って新しい案件を作り、追加報酬のお支払いをするといいですよ。
2-2クラウドワークスの追加で支払いでも手数料は同じ
クラウドワークスで「追加で支払い」をしたときと、新しく仕事を発注するときの手数料は同じです。
クラウドワークスに支払う手数料の条件は、どちらも変わりませんよ。
仕事を同じ相手に継続してやってもらいたいときに、「追加で支払い」を選べば手数料が安く済むわけではないのです。
クラウドワークスの規約通り、新しく案件を立てて、仕事を発注しましょう。
クラウドワークスの追加で支払いは仮払い後でもOK
もし契約金額を元より安く入力してしまい、すでに仮払いも終えてしまった後にも、「追加で支払い」の機能が使えます。
たとえば、契約金額が「5,000円」のはずが間違えて「4,000円」にしてしまった場合、1,000円安くなってしまいましたよね。
この場合、不足金額分を「追加で支払い」にてお支払いすればOKです。
もし「追加で支払い」の5回制限をキープしたい場合は、新たに別案件を立てて不足金額1,000円を報酬に設定して、ワーカーをスカウトする方法もあります。
この方法なら「4,000円」の仮払いもキャンセルされないため、「無報酬で作業をしてしまった」というトラブルにもなりにくいです。
条件変更リクエストによる金額変更はトラブルに注意?
もしワーカーが仕事をする前に金額を間違えてしまった時が付いたら、「条件変更リクエスト」で金額を変更もできます。
ただし、この「条件変更リクエスト」をすると仮払いされた報酬がキャンセル(クライアントへ返金)されます。
仕事の開始後に「条件変更リクエスト」をするなら、ワーカーからの同意をもらっておくとトラブルになりにくいです。
クラウドワークスでは、「ワーカーは、仮払いを受けてから仕事を始めること」というルールがあります。
「報酬が仮払いされていない状態でワーカーを働かせる」のは、ルール違反なのです。
連絡をワーカーへきちんと入れておけば、「仮払いが取り消されいるけど、事情は知っているから再度仮払いしてもらって仕事をすればいいのね!」と納得してもらえますよ。
まとめ
- 「追加で支払い」は、完了した仕事に追加で費用が発生した時に使う
- 継続案件を頼みたいときは、新しく契約を結ぶ
- 契約金額を見直したいときは、「条件変更リクエスト」でワーカーに同意をもらう
- 「追加で支払い」を「報酬の後払い」として使うのは、仮払いがないためルール違反となる
- 「追加で支払い」をすると、返金、金額の訂正ができない
- 「追加で支払い」と「新規で案件を立てる」は、どちらにしても手数料は変わらない
- 報酬を低く設定してしまった場合、仕事の開始に関わらず「追加で支払い」により不足分を支払いできる
クラウドワークスには仕事を快適に進めるための機能や、クライアントとワーカーの両方を守るために、いろいろな注意事項があります。
クラウドワークスでの「追加で支払い」は、継続案件を発注するときの手間を省く機能ではなく、ボーナスとしてワーカーに契約金以外でお支払いする機能のことでしたね。
クラウドワークスを利用している方は、機能の意味をキチンと理解して使うとトラブルに巻き込まれず、気持ちよく仕事ができますよ♪
コメントを残す